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「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2018.2.9 ファミ劇=遺恨との対決に橘警部は・・・/5年ぶりにジョーズが復活  チバテレ=コレラ+大物+人質ロッキーにボスはどう出る!?

2018-03-09 02:08:02 | 放送予定
本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 最終編(警部・DJ編)=初放送=

第710話 61.09.12 殺意との対決・橘警部 (警部)佐々木勝彦 新橋耐子 久富惟晴

朝、橘警部は自宅近くで狙撃に遭った。
それから間もなくして、橘に脅迫電話が入る。内容から、犯人は橘が以前扱った事件関係者と見られた。
その事件は、奇しくも第二の犯行で弁護士の島本が射殺されたことでハッキリする。
それは5年前の事件で、橘は犯人である大竹を逮捕したが、島本と共謀した大竹は、金で余命いくばくもない笹森を身代わりに立てたのが通ってしまって、大竹は無罪放免、橘は本庁からそれ以上の追及を禁止されたという苦い経験を持っていた。
更に笹森はそれから間もなく死亡、大竹は社長として優雅な生活を送ることとなり、真相は闇に葬られた。
そして、今回の犯人はその事件で妻子を殺された安部であると、当時の状況から推定された。
安部は当時の事件関係者を狙う恐れがあり、さらに張本人の大竹が真っ先に危ないことは明白だったが、大竹は事件を察してか、姿をくらませていた。
トシさんらは笹森の未亡人である絵里子を訪ねたが、彼女は夫の残した借金を綺麗に精算、今は花屋を経営していたが、その資金は全て島本から紹介された金融業者から担保無しに借りていた。
暫くしてしびれを切らせた大竹がついに警察に保護を願い出たが、その直後に安部が襲撃、大竹は負傷し病院へ収容される。
大竹殺害に失敗した安部は、絵里子をおびき寄せるため娘を誘拐して彼女を殺そうとしたが、橘たちが阻止、しかし安部は逃走、今度は再び大竹を狙うが・・・・・。

DJに続き、警部の単独主演編。
それまで橘という男が「イコール渡さん」だったのが、この作品で色々と解るところがあります。
マル暴出身というのは、ひょっとすると大都会シリーズをちょっとリスペクトした部分があったのかもと思うところはありますし、5年前の事件発生時の微妙な立場など、これまでの太陽キャラの中では複雑なキャラクター展開が出来る可能性は高かったんですけどね・・・・。
ゲストも豪華。大竹役には太陽ドラ息子といえば早坂直家さん、期待を裏切りません。



第711話 61.09.19 ジョーズ刑事の華麗な復活 (鮫やん・DJ)野見山夏子 森田遥 北原佐和子

自然食品の販促の為に開催された試食パーティーで、アンティーク人形展「プティドール」の店員・友美が青酸カリを盛られて卒倒するという殺人「未遂」事件が発生した。
出された料理は、オーナーである関西弁を捲し立てる中年男の料理で、DJたちは中年男から捜査を開始するが、その男の態度の尊大さ、さらには捜査を指示する言動まであり、キレたDJは公務執行妨害で中年男を逮捕した。
それからすぐ、友美のアパート部屋が物色されて滅茶苦茶な状態であったことが判明、背後には何か大きな事件が隠されているのではないかと見たDJは中年男を厳しく追及したが、のらりくらりの態度に増々DJの怒りは深まった。

しかし、その中年男・・・・七曲署の内部に詳しいばかりか、ドックと知り合いだった。
そこで、DJは驚愕の事実を知る。
関西中年男は、鮫島勘五郎といい、伝説の元刑事で、橘警部の先輩であることが判った・・・・。

鮫島は証拠不十分で釈放されたが、いくら伝説の元刑事とはいえ、何か釈然としないものがあった。橘もそれは同じで、DJに引き続き鮫島をマークするように命じる。

それから間もなく、鮫島は拳銃密売人と接触、襲われそうになったがDJが阻止、しかし密売人を逃がす行動をとった鮫島をDJが再逮捕した。
どうやら鮫島は新型のプラスチック拳銃を捜していることがわかる。

実は鮫島は、友美からある相談を受けていた。
勤め先で経営者の今井が仕入れた人形の中からある部品を発見、鮫島に相談の上人形を預けていたのだ。

刑事癖が今でも抜けない鮫島はその部品を拳銃の一部であると察知、自分の力で事件を解決しようと動いていたのだ。

再逮捕されて間もなく、鮫島は警察から脱走、その頃入院していた友美が銃撃に遭ったが未遂に終わる。
一計を案じた鮫島は新妻である妙子に証拠の部品を自分のところに持ってくるよう頼んだが、妙子は銃撃され重傷を負い、人形ごと部品は持ち去られてしまう。
事件の真相を知ったDJは鮫島を署に連れ戻そうとしたが、怒りに燃えた鮫島はDJを巻き込んで暴走を始めた・・・・。


実に5年ぶりの鮫やん登場、既に一係にはドック以外に画面上で顔見知りと思しき面々が居ないという浦島太郎状態をものともせず、新顔DJを巻き込んで暴走するさまは、いつもの鮫やんその人でした。(服装もまたもやどこかで見た・・・)
そして、本放送当時は再登場に狂喜乱舞した記憶があります。
しかし、ブランクを感じさせないその活躍は、久しぶりにいいものを見たなぁ・・・とも思ったものです。
理屈抜きで楽しめる快作です。



【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第329話 53.11.17 タイムリミット (ボス・ロッキー)寺田農 田島令子 安倍徹

マニラ郊外で暴力団・響組幹部・本間が殺され、犯人として響組と対立する竜神会組員・市木と吉川の名が浮かんだ。
成田空港で吉川は逮捕されたが、市木は二人を殺そうと待ち構えていた響組と警察との銃撃戦の隙をついて逃走した。
七曲署では市木逮捕に動くものの、市木の行方はわからなかった。
そんなある日、ボンと別れたロッキーは偶然市木と遭遇し追いかけたが、政界の黒幕・大河原邸に逃げ込み、大河原の家族を人質にした。ロッキーも人質を盾にされ捕らわれの身になってしまう。
市木が大河原邸の立て籠もったという報に警視庁幹部は動揺する。
市木は逃走用資金3億円と航空機を要求、大河原はすぐに用意し市木を逃がせと警視庁に迫るが、ボスはそれに反対し、5時間だけ待つよう説得した。
そんな時、吉川が真性コレラであることが判明し、それを知った大河原はすぐにでも家族から市木を離すように圧力をかけてきた。
ボスは自分の首を賭けて1時間だけの猶予をもらい、市木逮捕の作戦を開始した・・・・。

#317から、前作も含め、「あれ?これってどこかで見たような・・・」というエッセンスが盛り込まれた作品が続きます。ただ、丸々リメイクという事ではなく、エッセンスを使用して新しいものを生もうとする「意図的」なものが感じられるため、原点回帰の一環だったのではないかと思います。今回も#86のエッセンスを交えた感じですが、別物に仕上がっています。
ゲストも一癖も二癖もある豪華な布陣、「横浜」から戻ってきた令子の活躍、ボスのタイムリミットを「打破」する作戦、など見どころ多しです。
しかし、ロッキー・・・・今回は良いところが無いか・・・。



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