「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2018.3.2 ファミ劇=射殺・不倫・・・不条理な事件にDJは/満身創痍で奮闘するドックに勝算は・・・  チバテレ=籠城事件に渦中に捕らわれのボンが・・・

2018-03-02 06:44:55 | 放送予定
本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 最終編(警部・DJ編)=再放送=


第708話 61.08.29 撃て!愛を (DJ)斉藤慶子/柴田侊彦 小野進也

煙草屋の店主が射殺された。通報を受けて駆け付けたトシさんとDJが付近にいた不審な態度の前島を署に連行したが、前島は拳銃を所持しておらず、犯行を否認した。
前島の上着の袖口に硝煙反応があったが、それも花火をやったあとだという。
しかし、前島が被害者に恨みを抱いていたことが判明、前島の容疑は深まったが、肝心の拳銃が見つからない。
DJたちは現場近くを捜索、とある公園で絵を描いている若い女・宮田祥子が昨日とは景色が変わっているというのを聞いたが、それが何なのかはその時点ではわからなかった。
DJたちが立ち去った後、祥子は風景の中から石が付き出しているのに気づく。
公園の水飲み場の弱力前島の指紋が発見されたことから、前島が公園のどこかに拳銃を隠したことは確実と見られたが、結局見つからなかった。
二日後、DJはまた絵を描いている祥子と会ったが、感じが変わっていることに引っ掛かりを覚える。
証拠不十分で釈放された前島は、公園の拳銃を隠した例の石のところで拳銃が無いことに気付き狼狽、ブルースは再び前島を連行した。DJたちは祥子の様子などから彼女が拳銃を隠匿したと確信、問題は何の目的で拳銃を隠し持っているかという事だった。
祥子が木村という妻子持ちの画廊主の愛人がいることが判明、木村は祥子の絵を有名画家に見せ世評の言葉をもらってやったり、いずれは妻と離婚するなど言い、三年間祥子との関係を続けていた。
DJは、木村が祥子に言い聞かせている様々なことが嘘であることを調べ上げ、祥子に告げ、三年間のことは忘れることだと告げたDJだったが、祥子は忘れるには三年間は長すぎるといった・・・・。

DJ単独初主演編は、直情怨念型犯罪を発端に不倫に精算と、なかなか入り組んだ事件に、快活ながら各々のケースに怒りを燃やし挑むDJの姿を描きます。
登場編が活劇だったので、その反動の苦悩編的立ち位置だと解釈していますが、今までの新人刑事のアプローチとしてはちょっと毛糸が違うかもしれません。
スペシャルゲストには斉藤慶子さん、当時はやはりこちらも快活なイメージの方で、今回のような不倫的イメージは無かったのでなかなか意外なキャスティングでした。
前島の小野さんは、太陽ではストイックな犯罪者を演じることが定番と・・・・。


第709話 61.09.05 タイムリミット・午前6時 (ドック)遠藤征慈 北條清嗣 高品剛


銀行を襲いガードマンを射殺した4人組の主犯・岡崎が、一般家庭の少年・敬一を誘拐、逮捕された弟の潔との交換を要求してきた。
一係ではやむなく取引場所に潔を連れていったが、交換寸前に潔は道路を横切ろうとしてトラックにひかれて死んでしまった。
岡崎はこれを警察のせいだとして人質の子供を翌朝6時に処刑すると通告、逃走する岡崎達の車をドックが見つけ一般車を借用して追跡した。
一味の車はある山中に入ったがドックの車では追う事が出来ず見失ってしまう。付近に電話が無いため、ドックは通りすがったオートバイの二人の若者に自分の警察手帳を預けて七曲署への連絡を頼んだ。
ドックは一味の隠れ家を捜しまわり、午前3時にやっと一味と子供たちの居る廃屋を発見、ドックは負傷しながらも山中で一味との闘いが始まったが、ドックは利き腕を負傷し苦戦。
一方バイクの若者は七曲署に連絡するどころか、ドックの警察手帳を利用し深夜スーパーを襲撃、一係では彼らを逮捕して、ようやくドックの居場所が判明。
しかし、この時間経過の間に、ドックは敵一人を倒したものの、遂に廃屋の中の少年と共に追い詰められてしまっていた・・・・。

ドック+柏原寛司さんのハード編’86の第2弾、最近クスリオタク化していたドックが急にシリアスに・・・というのはさておき、凶悪犯相手に一人奮闘するドックを描きます。
シンプルなストーリーながら、アクションで魅せると云った方がしっくりくる、久々なハードアクション編です。
しかし、ドックもタフですね・・・。
ゲストも常連さんが揃っています。


【地上波】


▼チバテレ ボン&ロッキー編


第328話 53.11.10 待ち合わせ (ボン)志賀勝 荒木道子 片桐竜次

京都市内の路上で、関西暴力団・響組組長の坂田が刺殺された。犯人は目撃者の証言方、関東竜神会の組員・山形と判明したが、彼は現場から逃走したのち足取りは掴めなかった。これが切っ掛けで関東と関西の暴力団抗争が激化する危険性が懸念された。
関東に戻るであろう山県の行方を追って、一係は捜査に乗り出す。
ボンは響組より早く山形を見つけようと行方を捜すが、その最中、道に迷った初老の女性を「待ち合わせ」の喫茶店き送ることになった。
しかし、その女性は山形の母・まさであることが判り、ボンはボスに連絡した後、既にその喫茶店に響組の刺客が張り込んでいることを察知し、まさを外に連れ出そうとするが、刺客たちに気付かれ捕えられてしまう、さらに刺客たちはその喫茶店に立て籠もってしまう・・・・。

暴力団抗争事件というよりは、母子の繋がりと立て籠もり事件、その渦の中にボンが巻き込まれていくという構図です。
結局、最初は好意的だったまきも、ボンが自分の息子を捕まえる刑事だという事を知って変わってしまうため、他の人質がいますが、ボンはほぼ孤立した状況に陥ります。そのボンが、一係がどうこの事件を解決していくかが見どころですが、ラスト、観た後のなんというか心地いい疲れというか、それが印象的な話でもあります。
ゲストは太陽初登場のピラニア軍団・志賀さんに、荒木道子さん、山形は「手負いの狼」が十八番の磯村氏とこっち方面でも楽しみな作品でもあります。また、今回のロケの喫茶店はおなじみ横浜「ポーラスター」。太陽で使用されるのはこれが初めてです。(これも『大追跡』の恩恵でしょう)

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