「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

故郷の父を想いゴリさんは・・・・

2014-01-31 07:06:12 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第140話 50.03.21 故郷の父 (ゴリさん)

ゲスト:日色ともゑ
 小栗一也
 桜井克明
 石森武雄 小田まり 山添多佳子
 山本哲也 中西一起 松村勉 高橋英三郎
 辻義一 星野富士夫 門脇三郎 富永千果子 戸塚孝 佐藤勝貫 岡田正典

脚本:桃井章
監督:山本迪夫

或る夜、ゴリさんが鮮血に染まりナイフを振り回す少年に道で出会うが、追いつめられるうちに少年は車にはねられて死んでしまう。
翌朝、その少年が殺した安本というヤクザの死体が発見される。
安本にはリリイという女が居て、少年は長野出身の家出人であることが判る。
その頃、リリイは新宿の信州屋という近頃珍しくなった本格的な信州そばを出す店で店主の和男・節子夫妻に自分は使わないからとライターを渡して

去って行った。それは殺された安本がリリイに預けたものだった。
一方、長野の塩尻署から、事件捜査の為に多田刑事が上京し、少年の同級生に聞き込みをして歩く。東京での捜査は初めてだという多田にゴリさんは

付き添って歩くが、ある日偶然入った信州屋で主人夫婦を見た多田が慌てて店を飛び出す。節子は多田の娘で、父の反対を押し切って結婚し、東京に

出てきていたのだった。
一方、殺された少年が付き合っていた同郷の女の子がリリイではないかと考えたゴリさんが節子の証言でそれを確信する。
そして、リリイが預けたライターの底をこじ開けたゴリさんは、白い粉を発見する・・・・。

ゴリさんも家出して東京で刑事になった、さらに婚約者もできて・・・そんな中で起きる家出人が絡む事件に、駆けつけた地方刑事が家出された土地親という立場、ゴリさんとしては、故郷の父と和解する切っ掛けにもなりました。(今回は電話連絡だけですが)
家出した少年たちの末路、父と家出した娘の和解、それに助っ人する形のゴリさんを描きます。
父親である多田刑事にはゴリさんとコンビを組む老刑事としては#42で既に実績がある小栗さんを迎え、娘は日色氏が演じます。

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アイドルの賭けに挑むトシさん/畳み掛かってくる危険に困惑するマミー

2014-01-31 07:04:47 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス「さらばボギー編」は、

第601話 59.05.11 アイドル (トシさん)

セミレギュラー:草薙幸二郎

ゲスト:菊地陽子
  野平ゆき 須藤真一 中村竜三朗
 大綱めぐみ 池田鴻 稲吉靖
 横尾三郎 山田真弓 宮本裕之 菅野勝浩 星野祐輝 山崎之也 荒瀬寛樹

脚本:小川英 大川俊道
監督:高瀬昌弘

17歳のアイドルタレント・河合エミが防犯キャンペーンの為に七曲署一日署長に任命された。
パレードと公民館での「防犯のつどい」がその内容である。
そのサポートとしてトシさんとマミーが彼女に同行することになった。
ところが、パレードが出発する矢先イベントを中止しないと大変な事が起こると脅迫電話がかかってくる。
しかし、イタズラの可能性が大きいと行事は予定通り行われる。
ところが、エミが公民館に到着した時、公民館事務所に拳銃を持った少年が押し入り、エミのマネージャー・牧子を人質にして立て籠もった。
少年はエミへのファンレターの返事に「助けて」と書いてきた為に強行したといい、エミと一対一で話しをさせろという。
たが、エミはファンレターの返事は書いていないという。
事情がよくわからないまま一係では説得と突破救出の態勢をとったが、少年が興奮している為いつ人質に発砲するか判らない状態だった。
その間に報道陣が駆けつけ、テレビでの実況中継が始まる等の騒ぎになった。
一方トシさんは、少年の身元を洗い事件の背景を探った。少年は辰也という18歳の熱狂的なエミのファンであった。
また、エミの人気が最近下降気味の為、トシさんは所属プロダクションが辰也にニセの手紙を出し騒ぎを起こすよう工作したのではないかと考えた。
そうしているうちに、現場のドックがエミの要請を受け入れ、ドア越しにエミ自身が説得させることにした。彼女の必死の説得はテレビに放送される

。同じころ、トシさんは辰也にガールフレンドの居ることが判るが・・・。

太陽メンバーが実際の1日警察署長を勤めることはこれまで何度かあっても、(私の知っているところではロッキー・ナーコ・マミー)作品内の一日署長は初めて。大川さんの脚本らしく、アイドルの内幕をある意味ショッキングに描いています。
トシさんは次第に明らかになっていくエミのプロ根性的な面に内心では愕然となるところですが、その辺りは捜査には厳しいトシさんですから。
この年の7月に逝去されてしまう、平田昭彦さん演じる西山署長に代わり、大和田義一署長の草薙さんが登場。
草薙さんは度々太陽にご出演で、刑事ドラマではおなじみの顔ですが、平田さんの当時の状況を知らなかった私は、ひどく残念な思いをしたものです。署長=平田さんというイメージ、ケレン味というか・・・深みというか・・・。
大和田署長は西山署長のようなエリート的部分は無いものの、やはり本庁や外部の圧力などでボスと対立することはありますが、どちらかというとそれほどものわかりが悪いわけではない、比較的バランスの取れた人物として描かれていきます。


第602話 59.05.18 誰かが私を狙ってる (マミー)

セミレギュラー:成田光子 服部賢悟 中原有弥子
         三上剛仙

ゲスト:東野英心
 丹古母鬼馬二
 西沢正代 佐藤直洋 金子勝美
 皆川衆 小林正則 山形由美子 
 
脚本:長野洋
監督:山本迪夫

マミーのアパートの階段に油が塗られ、さらにマミーがゴミ袋を持っていくゴミ集積場でスプレー缶が爆発、続けてマミーの頭上目掛けてビルから砂入りのバケツが落ちてくるなど、何れもマミーの危害を加えようとする事件が続発した。大事には到らなかったが、イタズラにしては度が過ぎていた。
計画的は犯行なのかどうか決めかねている矢先、マミーの子供たちの誘拐未遂事件が起きた。幸い誘拐を暗示するような電話だけで終わったが、一係ではマミーを狙っている者がいると断定、マミーないしは岩城家に恨みを持つ者の犯行とし本格的な捜査が開始される。
しかし、マミーはこれといって心当たりがない。
マミーへの付け狙いは止まず、今度はマミーが自宅に帰ったところ、波江や子供たちが酸欠で倒れていた。さらに慌ててマミーがベランダに踏み出すと床がズボリ抜けてしまう。調べてみると、換気口が塞がれ、ベランダは長期にわたり腐食剤が塗られていた。
さすがのマミーも愕然としてしまう。
一係のメンバーはマミーに自分たちの家に泊まるよう勧めるが、マミーは母たちを実家に返し、一人でアパートに泊まることにした。相手に後ろを見せて逃げるのはどうしても嫌だったのだが、そのマミーを今度はオートバイの男が襲ったが、ガードしていたブルースが間一髪で追い払った。
オートバイが行方をくらませた付近には上田金物店があったが、マミーはそれを見てハッとなった。
それはマミーが交通係にいた頃、交通法違反で逮捕したことがある高校生・登の家だった。
その後登の暴走は止まず、ついにパトカーに追われた際に塀に激突して死亡、今は父の三郎が一人寂しく暮らしているはずだった・・・・。

マミーに起きる数々の危機、今回の場合は執拗というか、畳み掛けが凄いです。
前年はずっと危険に晒されてきたマミーも、経験を重ねたからか、今回は前年のようにオロオロすることもあまりなく、堂々と犯人に立ち向かっていきます。それでも繰り返される「仕掛け」には、普通に生活している我々も「KY(空気読めないではなく、危険予知)」的な部分でなにか擽られる面はあるかもしれません。なので、目が離せない作品であります(^_^;)
令子ファンには久々の制服姿が拝めるというオマケもついています。


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