「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

敏腕女性麻薬捜査官の危機にテキサスは・・・

2014-01-10 02:04:32 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第137話 50.02.28 ありがとう、テキサス坊や (テキサス)

SPセミレギュラー:浜美枝

ゲスト:中庸介 野口元夫
 佐藤京一 団巌 石崎二郎
 松風はる美 塚田末人 鹿島信哉 大島光幸

脚本:田波靖男 四十物光男
監督:竹林進

厚生省麻薬取締官の村岡房江からボスに申し入れがあった。
内偵中の麻薬密輸組織を根こそぎ摘発するために組織に潜入し、七曲署管内で派手な動きをするかもしれないが目をつぶってほしいというのだ。
殆ど同時に村岡の部下が殺された為に捜査しないわけには行かなくなり、村岡に顔を知られていないテキサスを監視役に付けるものの、村岡の百戦錬磨の七変化に翻弄された挙句、高級レストランの勘定まで押し付けられてしまう。
一方、ある旅行代理店の社員になりすました村岡は、海外旅行から帰った客から同僚の山内に返してくれとスーツケースを預かる。山内には金持ちの伯父がおり、御殿場の別荘を遺産としてもらうことになっているという。村岡は山内の一連の行動に疑惑を感じていたので、山内の誘いに乗りその別荘に同行することにした。
次の日の休日、彼女は山内のスポーツカーに同乗して御殿場の別荘に着いたが、テキサスも地元の乗馬クラブの馬丁に変装して密かに監視していた。
村岡は山内のスキを狙って押入れの中から例のスーツケースを探し出し、二重底の下に白い粉が詰まっているのを発見する。
しかし、密輸組織のたむろする別荘管理事務所の非常ベルが鳴り響いているのに、さすがの彼女を気付かなかった・・・。

麻薬取締官の村岡が久々に登場。
いつも通り七変化を披露しますが、以前と違うのは彼女にも部下ができ、その部下が殺されてしまうという、ボスと同じ思いを味わってしまい、いつもはクールビューティ的な側面が身上だった彼女に動揺を誘います。
マカロニとジーパンの場合、助け助けられ的な面がありましたが、今回のテキサスの場合は彼の方に「助け」の比重が高いような感じがします。
テキサスの乗馬も見どころですが、演じる勝野さんは現在、馬にぞっこんなんだそうです。
もしかすると、この作品がその切っ掛け?

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マミー新しい顔/ボギー総決算!

2014-01-10 01:30:49 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス「さらばボギー編」初放送は、

第595話 59.03.23 マミー激走! (マミー)

ゲスト:古城裕章
 奥野匡 真田健一郎 杉欣也
 有川雄司 芹沢常夫 山川連滉 石黒正男 桑原一人
 伊川久美子 新田登志朗 高林幸兵 鈴木正人 野村信次

脚本:大川俊道 小川英
監督:堀内泰治

犯人は違うものの、犯人を乗せて逃走した車の運転テクニックがずば抜けて凄く、パトカーの追跡を振り切って逃走するという銀行強盗事件は相次き発生、現場検証したマミーはタイヤ痕からプロのドライバーが「逃し屋」を引き受けていると判断し、サーキット場中心に洗い出しを始める。
怪しい男は何人かいたものの空振り、しかし捜査を進めていくうちに結城という男が浮かんでくる。
彼は外国のレースに出場する為に親からの財産などを整理したりして準備を進めているらしい。
結城に接触するマミーだったが、A級ライセンスを持つマミーを見事に振り切り、何処かへ行ってしまう。
しかし、そのことで結城が逃し屋と同一人物であることを確信する。
その直後またしても銀行強盗が発生したが、時間を守ることが出来なかった犯人を見捨てて車は逃走、捕まった犯人の証言で、「逃し屋」が強盗の主犯で、サラ金に苦しむ人間に連絡し、銀行強盗をさせて奪った金の半分を取っているという。さらに、サラ金業者からは確実に金を回収する「取り立て屋」として知られていた。ボギーは囮になることをボスに志願、結城はボギーに接触してきたが、チャンスを見つけボギーは結城に手錠をかけようとするものの、走行する車から振り落とされ失敗、結城は逃走してしまう。
その結城を追うマミーの乗る車は特別仕様の覆面車、果たして、プロのドライバー同士の壮絶な追跡劇が開始される・・・・。

今までは、未亡人として子を持つシングルマザーとして描かれてきたマミーですが、ここで長谷直美さんご本人の得意分野を持ってきてマミー自身に新味を・・・という枠から相当はみ出た、結構泥臭い(泥まみれになるわけではないですが・・・)、石原プロ系とは一味違った壮絶なカーアクションが繰り広げられます。長谷さんご自身が実際にハンドルを握りキレのある運転を魅せるシーンも多く、生き生きとしたマミーと併せて、見どころの多い作品になっています。
さらにいつもは何かとマミーと対立した関係性であるボギーがマミーのサポーターとして活躍するところも見逃せません。
ということで、車両の在庫整理が始まります・・・(^_^;)


第596話 59.03.30 戦士よ翔べ! (ボギー)

ゲスト:綿引勝彦
草薙良一 森幹太
 弥永和子 相原巨典 小寺大介 市川勉 柿木恵至
 森下明 大島光幸 中瀬博文 清水進一 藤田哲也 鶴野晃弘

脚本:小川英 四十物光男
監督:沢田幸弘

対抗する組の幹部を射殺した罪で8年間服役し出所した竜神会の西河が、自分を捕まえた江田刑事を襲い拳銃を奪って逃走した。
その現場に偶然遭遇したボギーたち、ボギーと江田は以前の合同捜査で顔見知りだった。
どうやら西河は竜神会幹部の替え玉として服役していたようで、出所したものの組から冷遇されたための拳銃強奪と見られ、幹部へ恨みを晴らすのが目的ではないかと思われた。
案の定、竜神会幹部の上岡が江田の拳銃と同じ32口径で射殺されてしまう。
ボギーは江田の悔しさを思い、西河逮捕へ躍起になる。
ところが山さんの調べで、思いがけぬ情報が露見した。
竜神会がこれまで勢力を伸ばしてこられたのは、警察内部に情報を流す協力者がいたからだという。
その証拠に竜神会系の覚醒剤刑事犯の検挙率が極端に低いことがあげられ、さらに殺された上岡はその警察内部の協力者との窓口だった。
それらの事を考えると、竜神会担当の江田が怪しくなってきた。
ボギーはそのことを俄かに信じることが出来なかったが、そのボギーでさえ迷いを生じされる会話を聞いてしまう。
上岡が殺された時間に江田が病院を抜け出していた・・・。

ボギー存命最後の作品、殉職前後編とこの作品で「戦士よ」三部作となりますが、今回はレギュラー的ボギーの見納めとも言っていいと思います。
エンジ色のジャケットも最後、ボギーの愛車へいち号の殉職、そしてボギー最大の絶体絶命劇、プロの刑事に果敢に挑むボギーの破天荒な行動も見どころ、さらに綿引さん演じる江田刑事の剛腕さもクールで背筋をピーンとさせる緊張感を醸し出します。
そしてクライマックスはボギー初の「射殺」が待っていたり、ここで一旦ボギーの総決算という趣になります。

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