一兵卒刑事・クロ

【大都会＝戦いの日々＝ＤＶＤ－ＢＯＸ　解体新書(^_^;)】

と大げさなものではありませんが・・・

石原プロ作品ＢＯＸを初購入です。

私にとって無印の大都会はガキの頃はあまりにも大人過ぎて、やっぱりＰＡＲＴＩＩかＩＩＩに食指が動いた為、殆ど憶えていませんでした・・・しかしながら、特に今の年齢になって観ると、無印大都会は味があり過ぎて困るぐらいな濃厚な内容なんですよね・・・・ただ、決してダークな部分だけではなく、ちゃんと緩さも兼ね備えている部分が多分「粋」だと感じるところだと思いますし、刑事だからどうだという部分もなく、表面は淡々と物語は進行しながら裏では煮えたぎっている人間の心理を隠している部分というのがこの作品の凄いところだと思います。
石原プロ作品の中で一番裕次郎さんらしさが出ているような気がします・・・。

今回のＢＯＸ、ディスク毎のジャケットは無く、ＢＯＸに直に収納と言う格好です。
ただ、ディスクにスチールがプリントされている形ですね。

ブックレットはオールカラーですが、スチールは殆ど無くキャプチャ映像が採用されています。
解説は台本との比較という、結構メジャーになったパターンの内容になっています。

石野Ｐ氏インタビューや企画書抜粋（企画段階では城西署は西部署だったんだ・・・）など、価格と対比すると充実しているんじゃないでしょうか。
それに予告編は良いですね・・・。

映像は日テレプラスのものとそれほど大差が無いと思います。

そういえば、既発の西部署関連も含めどうやらレンタルも行うようで、ＢＯＸやＣＳを加入しなくとも視聴できる幸せな環境になるようですね・・・。

岐路に立つロッキーのカッコよさ

【日テレプラスへのおさそい】

日テレプラス・ラガー登場編はとうとうボス不在（１９８１年）最後の作品。

第４８８話　５６．１２．１８　過去　（ロッキー）有吉ひとみ　伊吹二朗　牧れい

警察官の拳銃を奪った男が警視総監宛てに無差別殺人の予告。
男は、昔の恋人を捜せと・・・。

その女性を捜すロッキー、やっと見つけた女性は既に幸せな家庭を築いていた・・・
それと並行して、裕太が入院してしまうというアクシデントが。
その女性の家族・自分の家族、自分は何をすべきか、刑事として何をすべきか、悩みながらも毅然として男に立ち向かうロッキー。

刑事として既に中堅どころの域に達していたロッキーが男として人間として、刑事として何を犠牲にしてどうするかを静かに悩みます。
それに、いつも嫌な役回りを買って出るゴリさんからその役回りを志願するという頼もしい場面もあります。

これまでは岩城一家の方にストーリーが寄っていたロッキー主演編が、刑事としてのロッキーを描くようになっていく方向性を決めた作品だと思います。

切ないけど、クライマックスでほっとする話でもあります。

でも、矢吹さんの生卵吸いはちょっと強烈だったなぁ・・・・。

それに女性の家族のマイカー、ホンダ・ライフも何気にリアルだったなぁ・・・。

ズボンを取り上げられたマカロニは・・・

チバテレのマカロニ編、大詰めに近づいてきています。

第４７話　４８．０６．０８　俺の拳銃を返せ！　（マカロニ）森本レオ 柳生博　福岡正剛

この作品の魅力は、ゆるゆると緊張感を同居させたマカロニの絶妙な奔走と、ほんの小さな出来事で一人の女性が死んだことを発端とした悲劇との対比なんだと思います。変に凝っていないから、ストレートにストーリーが入ってくると言うか、ただ単純に訳の解らないことがどんどん解けていく中で、マカロニがいかに振舞うか・・・。
でも、ファーストシーンからゆるゆるなんですよね・・・あの緩さは単純に演技の範囲じゃ出来ない事・・・というかショーケンさんの卒業へ向けての喜びというか(^_^;)それが逆にマカロニらしくて、本当であればこんな重いストーリーは無いんですけどね・・・。
そういう異分子的要素がぶつかっているからこそ不条理感満開ですし、それこそ何かお祭り騒ぎ的なざわつきもあったりして、はたまた切なさ満開になったりして。
不思議な作品です・・・泣けるし。

ちなみに、レギュラー・トヨタ覆面車初登場です(^_^;)

↓ネタバレ「ファミ劇日誌」はコチラ・・・
http://pub.ne.jp/taiyokebu/?entry_id=3281836

地井さん、ラジオは当面継続

今年の太陽関連の巷での話題は、良いものもあれば心配なものもあり、ちょっと複雑な心境であります・・・。

現在休養中の地井さん。
『ちい散歩』が５月に終了ますが、その後番組として加山雄三さんの散歩番組が始まるそうですが、それはそれで楽しみではあります。
（ちい散歩の企画を引き継ぐ部分もあるそうです。）
ただし、ラジオ・文化放送のレギュラー『地井武男の音楽旅行』に関しては地井さんの俳優仲間を中心に代役を立てて当面継続するとの事で。
現在は村井国夫氏。
俳優座養成所第１５期同期生ですね。
ということは、夏八木勲氏、前田吟さん、林隆三さん、小野武彦さん、秋野太作さん、浜畑賢吉さん、小野武彦さん、高橋長英さんの登板も可能性ありなんでしょうか。

やっぱり「帰る場所」が無いのは寂しい限りなので、ラジオの方は継続して欲しいというのは私個人の本音ですね。