上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その11)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2235959368d9f6c85e058a1c200db633
【5日目:6月10日(水)】 晴れ、最高気温35℃。白馬寺に行きました。夜は烤(焼)魚料理食べました。
洛陽5日目の朝は、午前7時半に起床。これまで、毎朝8時起きだったので、少しだけ早く起きることが出来ました。天気予報は晴れ。洛陽に着いてから、雨は一度も降っていません。
今日は「白馬寺(はくばじ,BaiMaSi)」に行きます。「白馬寺」は、西暦68年(後漢時代の永平11年)に創建されました。仏教が中国に伝わったあと初めて建立された仏教寺院で、1900年以上の歴史があります。
10:00に、滞在先の「洛陽大為玖朝酒店(Luoyang Dawei Jiuchao Hotel)」の前でタクシーに乗車。これまで訪れた「龍門石窟」も「洛陽龍門海洋(水族)館」も洛陽市内の南にありましたが、「白馬寺」は市郊外の東にあります。さらに東に80km行くと「嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ)」があります。
車は、まず北の方向に走り、2日目の午後訪れた「洛陽火車(列車)駅」前を左折し、さらに右折して線路の下を潜り、東に向かいます。
ここから先は、古い街並みが続きます。「龍門石窟」や「洛陽龍門海洋館」に行く時に利用した片側6車線の「龍門大道」とは異なり、緑地帯も散水車での水撒きもなく、道路が埃っぽいです。
乗車したタクシーには、クーラーがなく、窓を全開して走るので、後部座席の隊長にモロに埃っぽい風が当たります。洛陽でタクシーをこれまで6回利用しましたが、どの車もクーラーが付いていませんでした。
そんな埃っぽい道路を25分程走ると、高速道路の「白馬寺収費站(料金所)」が見えてきました。車はさらに一般道を走り、10:35に「白馬寺」の前に着きました。料金は36元(約750円)。
寺の参道には、土産物屋が並んでいますが、「龍門石窟」の土産物店⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/26b94cf9cd83a0084ffaed942b765041 の様に、延々と続いているのではなく、ほんの40~50mくらいです。
票价(入場料)は、50元(約1,050円)。「西門」から境内に入ると、目の前に蓮池が広がります。
「山門」の前は広々として、宋代に造られた馬の石像が置かれています。白馬寺の由来は、迦葉摩騰(かしょうまとう)と竺法蘭(りゅうほうらん)の二人の僧が、白馬に乗り「四十二章経」という経典を携えて、都の洛陽を訪れたという説話に因ります。
「山門」をくぐり一歩中に入ると、お線香の香りが漂ってきて、お寺に来たのだと実感出来ます。
北に向かい最初の建物が「天王殿」です。中には、布袋(ほてい)の様な優しい顔をした像や、金剛力士(こんごうりきし)の様な恐ろしい像が置かれています。
次の建物が「大仏殿」、名前の通り中には仏像が安置されていました。
「大仏殿」の右手(東)の建物が「臥玉仏殿」。中には涅槃仏(ねはんぶつ)が置かれています。北枕(きたまくら)の謂れ通りに、頭が北向き、顔は西向きです。
写真はないですが、その他「大雄殿」「接引殿」「清涼台(せいりょうだい)」、などを見学しました。
歩き疲れたので、木陰で一休み。境内には風が通り、木陰は涼しいです。すると、目の前に新しく建てられたと思われる銅像を発見。近づいて見ると、留学僧としてこの寺に何度も足を運んだ空海を記念して立てられた「空海像」でした。
☆続きは、上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その13)で☆