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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街)

2025年04月19日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/555e13ec2cc99d548ba63542ad1bcd1e

 


旅の三日目、新北市鶯歌(おうか)区にある「新北市立鶯歌陶瓷博物館」の博物館の見学を終え、車で5~6分の距離にある「鶯歌陶瓷老街」の入り口に到着したのが、16時頃です。

 

 

新北市の西端にある鶯歌区は、歴史のある街で古くから陶瓷(陶磁器)の生産地として、知られています。鶯歌陶瓷老街は、広い道の両側に大小さまざまな陶磁器店が100軒以上並ぶ陶器好きには、たまらない場所です。


この日は、日曜日なので、11時~18時の間は歩行者天国なので、安心して散策が出来ます。

 

 


入り口から、直ぐの右手にあるの「老街陶館」は、外観が陶磁器登り窯を模したレンガ造りの建物です。

 

 

1階には、陶磁器や骨董品などを扱う、小さい商店が多く入っています。

 

 

お店の中で目立っているのが、高価な “紫水晶 (アメジスト)” の原石を並べている店です。店員さんの眼差しが鋭くて、写真を撮ることが出来ませんでした。

 

2階には、カフェやレストランもありました。

 

 

老街陶館から外に出て、通りを奥に進みます。

 

 

台北市内とは異なり、外国人観光客の姿を見ることは、殆どなく、地元が近隣から来た家族連れが多かった印象です。


高価な品を売る店だけでなく、日常使いの陶器を台の上に無造作に並べている店もあり、土産物を買うのにも良い場所でした。

 

 

 

 


最後に、30年来の台湾人の友人・鄭さんの甥っ子さんの知り合いの土産物店に立ち寄り、お茶を御馳走になりました。

 

 

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その11・饒河街観光夜市) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館)

2025年04月17日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aa38700ab5dd4833ef25f770143084c

 


旅の三日目、新北市山峡区にある「普門茶品」で、精進料理の昼食とチベット仏教の宗教道具の見学を終え、次の目的地「新北市立鶯歌陶瓷博物館」に車で向かったのが、13時半過ぎです。


約20分で、新北市鶯歌(おうか)区の同博物館に到着しました。新北市の西端にある鶯歌区は、歴史のある街で古くから陶磁器の生産地として、知られています。

 

 

当博物館は、そんな陶磁器が盛んな街に、2000年にオープンしました。ちなみに、“陶瓷” の中国語の日本語訳は、“セラミックス” です。従って、博物館の英語表記は、「New Taipei City Yingge Ceramics Museum」となっています。


博物館は、地下2階地上3階の三棟で構成されています。

 

 


入館料は、80元(約380円)と安く、新北市の陶磁器産業振興の姿勢が窺えます。

 

 


中央棟は、高い吹き抜けと大面積のガラスウォールにより、明るく開放的な雰囲気です。

 

 

先ずは、世界四大陶磁器コンペの一つ、「2024 台湾国際陶磁ビエンナーレ」の作品が展示されている3階の企画展室から鑑賞をスタート。

 

 


同美術展のグランプリに輝いたのは、日本人・佐藤雅之さんの “喧噪” という作品です。

 

 

他にも、斬新なデザインの作品が、展示されています。

 

 

 

 


装飾品としての、漢民族文化の陶磁器を紹介するコーナーや、

 

 


日用品としての陶磁器の歩みを展示するコーナーなどが、ありました。

 

 

1時間半ほど館内を観賞して疲れたので、地下1階にある「甘楽茶事」というカフェで、小休止。

 

 

店名の通り、カフェというより “甘味処” ですね。

 

 

頂いたのは、“エチオピアコーヒー” 180元(約850円)と

 

 


“煙突型タピオカ入りシフォンケーキ ” 180元(同)。

 

 


このケーキのネーミングは、陶磁器登り窯の煙突からきたのでしょうか。

 


★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その10・鶯歌陶瓷老街) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

 

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ)

2025年04月15日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その7・天仁茗茶で夕食)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a5add9483651cd55b654e6b6f60c5729

 

3日目3月16日)】 新北市鶯歌陶瓷博物館、鶯歌陶瓷老街、饒河街観光夜市


旅の三日目の朝、宿泊先の台北市南京東路三段255號(号)にある「兄弟大飯店(Brother Hotel)」10階の部屋で、起床したのが6時45分頃。この日の天気は、小雨、気温は11~15℃の予報です。


7時30分前後に、13階にある中華・洋風バイキング料理の「薔薇庁」へ。前日の朝食が、パン食だったので、この日はお粥をメインに。お粥のトッピングは、納豆に佃煮。

 

 

9時15分頃、ホテルまで迎えに来てくれた30年来の台湾人の友人・鄭さんのメルセデス・ベンツ Sクラスに乗り、最初の目的地・新北市(英文表記:New Taipei City)樹林区にある鄭さんの甥っ子の工場兼自宅に向います。


カーナビに従い、「仁愛路」を南に横切ろうとしたところ、通行止めで進めません。仕方なく、仁愛路を西に向かいますが、交差する通りはどこも横切れません。その内、パトカーも猛スピードで、西に走り去ります。


何が大事件か大事故でもあったのかと懸念していると、何十台ものレース仕様の自転車が、こちらも西に走り去っていきました。ここで、やっと事態を把握できました。“Tour de Taiwan(ツール・ド・台湾) 2025” が、仁愛路の「景福門(東門)」と「仁愛圓環(ロータリー)」間の循環コースで行われているのでした。


景福門の先の両側10車線の道路、「凱達格蘭(けたがらん)大道」。この日は、交通規制のおかげで、車の通行が少なく、正面の「総統府」を車の中からベストポジションで、撮影することが出来ました。

 

 


赤レンガに白い花崗岩を巡らせたルネサンス様式の美しい建物は、日本統治時代の1919年に台湾総督府として完成しました。現在は中華民国総統府として、使用されています。

 

 

ホテルを出発してから約45分後に、やっと市街地を抜け出し、車もスピードを上げて走ることが出来るようになりました。

 

 

台北市を取り囲むような新北市ですが、樹林区は台北市の西南に位置しています。


鄭さんの甥っ子の工場兼自宅に到着したのが、10時40分頃。工業用大型送風機などを、製造しています。

 

 


信心深い方で、自宅には個人で道教の廟(びょう)を、祀られています。

 

 

 

甥っ子さんの案内で昼食に向ったのは、隣の山峡区にある「普門茶品」というお店。

 

 

道路の反対側は、「国立台北大学」の敷地です。

 

 

店内は、昨晩訪れた「天仁喫茶趣」のように、お茶屋さんが経営するカジュアルレストランかと思ったのですが、

 

 

奥の壁には、チベット仏教の掛け軸絵画「唐卡(たんか)」が、掛けられていて、独特な雰囲気を醸し出しています。

 

 

中国雲南省から輸入したと思われる、“普門號” というブランドの普洱(プーアル)茶も置かれています。お値段を見て、ビックリ! 400gで、8,000元(37,600)と9,000元(42,300円)でした。

 

 

オーダーは、写真の注文票に記入して店員さんに渡します。チベット仏教にゆかりのある店だからでしょうか、料理は全て所謂 “精進料理” です。

 

 

そういえば、同席したテーブルの先客3人は、剃髪した尼僧(尼さん)でした。聞けば、この店から車で30分程の新北市土城区清化里にある「甘露寺」から来られたそうです。


隊長が注文したのは、“普門套餐(定食)”  180元(850円)。

 

 

日本で食べる “精進料理” とは異なり、薄味ではなく、濃い目の味付けでしたが、美味しかったです。


食後、日本から来たということで、特別にお店の2階に上がらせてもらいました。そこには、唐卡を始めとして、様々なチベット仏教の宗教道具が置かれていました。また、ここではチベット仏教のセミナーも開かれているそうです。

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その9・鶯歌陶瓷博物館) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その7・天仁茗茶で夕食)

2025年04月13日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その6・圓山大飯店、忠烈祠)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6b88d6459ae4509159697b90a494770b

 


旅の二日目、台北市街から北部に位置する「忠烈祠(ちゅうれつし)」で、衛兵行進を見学し、30年来の台湾人の友人・鄭さんの車に乗り、宿泊先の「兄弟大飯店(Brother Hotel)」に戻ってきたのが、17時40分頃です。


すると、鄭さんが、「これから、歩いて夜市に行こう。」と言います。ホテル近くの夜市と言えば、地下鉄で3駅目にある「饒河街(じょうががい)観光夜市」ですが、とても歩いて行ける距離ではありません。


怪訝に思いながら、彼の後をついて4~5分歩くと、「cha FOR TEA」と書かれたお店の中に入っていくではありませんか。

 

 

中に入って初めて、ここは台湾茶の老舗「天仁茗茶(てんじん めいちゃ)」が、運営するカジュアルレストラン「天仁喫茶趣」だと言うことが、分かりました。鄭さんに騙されました。


ここは、台北市中山區復興路152號にある「天仁喫茶趣 復興店」です。


18時過ぎのこの時間、食事に来られたお客さんで賑わっています。

 

 


隊長が頂いたのが、“普洱(プーアル)牛肉麺” 260元(約1,220円)。名前からして、普洱茶を使用した麺なのでしょうか。

 

 


店を出る前に、男性用トイレに入ると、小便器にクラッシュアイスが投げ入れてあるのを拝見。日本でも昔は、居酒屋のトイレに氷が置かれていましたが、最近は殆ど見かけません。まさか、台湾でこの光景を目にするとは。

 

 

鄭さんとお店の前で別れて、ホテル迄、少し遠回りして帰ることに。コンビニの「全家(ファミリーマート)」に、寝酒用のビールとおつまみを買い為に立ち寄ります。

 

 

この二日間で目にしたコンビニは、ファミマ以外には「羅森(ローソン)」と、「統一超(セブン-イレブン)」のみ。ローカルコンビニの「OK-MART」と、「Hi-Life」は、見かけていません。


記事を書いていて、中国上海に住んでいた頃の上海通信で、 『コンビニ戦争』  という記事を投稿しましたが、もう少し台湾に滞在して、台湾のコンビニ状況を調べてみたいものです。


店内の冷蔵ショーケースには、日本製のアルコール飲料が多いですね。

 

 


赤い郵便ポストと、緑の郵便ポストが並んで立っているのを発見。

 

 

赤いポストの左の口が「限時郵件(速達)」、右が「航空郵件(国際郵便)」。緑のポストの左の口が「臺(台)北市」、右が「其他地區(市外)」のようです。


ホテルに戻ったのが、19時半頃。エレベーターで、10階へ。エレベーターの内の案内は、中国語・英語・日本語で表記されています。エレベーターだけでなく、客室内も、三か国語で表記されています。


部屋に入り、コンビニで買ったビールで、喉を潤します。こうして、旅の二日目の夜が更けていきました。

 

★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その8・新北市へ) で ★


* 料金の情報:NT$の円換算レート (1元=4.7円) は、2025年3月現在のものです *

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上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その6・圓山大飯店、忠烈祠)

2025年04月09日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.31 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その5・故宮博物院)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9e5b6f6cb243d5f22ced2d50c4faca61

 

旅の二日目、台北市街から北部に位置する「國立故宮博物院」の展示品を観賞して、本館B1の路線バス停留場に出て来たのが、16時少し前です。バス停前には、最寄り駅の「捷運(しょううん:以下MRT)淡水信義線站(駅)」行きバスを待つ、長蛇の列が出来ていました。


バスが到着したのですが、直ぐに満員となり、積み残し客も出るほどでした。バスが発車して直ぐに、30年来の台湾人の友人・鄭さんのメルセデス・ベンツ Sクラスが横付けに。バスを待つ人々の羨む視線を浴びながら、次の目的地「圓山大飯店(えんざん/まるやま だいはんてん)」に向います。


途中、先程のバスを追い越します。鄭さんがいなかったら、すし詰め状態のバスで15分かけて、MRT駅に行かなければならなかったと思うと、ぞっとします。


圓山大飯店の正面駐車場に到着したのが、16時20分過ぎです。

 

 

圓山大飯店は、1952年に蒋介石夫人である宋美齡氏が建てた、中国宮殿式建築の老舗ホテルです。


1Fロビーは、赤絨毯敷きで、重厚な雰囲気を醸し出しています。

 

 

ロビーの天井には、梅の花の形をした「藻井(そうせい)」と呼ばれる装飾が、施されています。梅の花の中央で五匹の金龍が龍の珠を囲んでいますが、これには「五福臨門(長寿、財産、健康運、好徳、善終の全ての福を自分の入り口に集める)」という意味が、あります。

 

 


中二階にある「百年の金龍」は、もともと銅龍が台湾神社前に設置されていましたが、圓山大飯店の増築に伴い、原形を損なわないよう細心の注意を払いつつ、金龍レストランの入口に移されました。当時は銅製でしたが、1987年のリニューアル時に24金メッキが施されて金龍となりました。

 

 


金龍を、正面から見ると、水晶玉を手に持ち、口から水を噴き出しています。

 

 


圓山大飯店の見学を早々に切り上げ、この日の最後の目的地「忠烈祠(ちゅうれつし)」に、急ぎます。


忠烈祠は、1911年の中国・辛亥革命から現在まで、殉死した人々の英霊33万を祭る台湾当局管轄の祭祀場で、1969年に創建されました。


9時~17時の毎正時に衛兵交代式が行われますが、大門前に着いたのが、16時40頃。門入口の両側には、衛兵が直立不動で立っています。

 

 


すると、正門左脇の事務所から衛兵三人が現れ、独特な歩き方で大殿に向います。大門から大殿にかけて石畳の上に、5本の直線が描かれています。

 

 


隊長も、その後を追いかけます。

 

 

 

 

16時までの毎正時には、大殿の前で、衛兵交代の儀式が行われますが、この日の最後なので、交代式は行われず、ガードしていた2名の衛兵と一緒に、5名が行進しながら、大門前に戻ってきます。

 

 

大門から大殿にかけて5本の直線が描かれていた理由が分からなかったのですが、5名の行進を見ていて分かりました。足を高く上げ、石畳の上に勢いよく落とす際に、軍靴の裏の金属部分がこすり付られて、それが線になるのですね。

 

 

最後に、大門前でガードしていた2名と合わせ、計7名で、儀仗銃を見事に扱い、事務所に消えて行きました。

 

 

 


★ 続きは 『21年振り20回目の台湾旅行』 (その7・天仁茗茶で夕食) で ★



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