桑の海 光る雲

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塩見岳

2023-09-02 21:30:25 | 旅行記
昔間ノ岳山頂から雲の間に見た塩見岳にようやく登ることができました。
初日は登山口から三伏峠までは小雨、三伏山から本谷山の下りはずっと豪雨の中の登山で、心が折れそうになりました。(私は雨天では登山はしないことにしており、これほどの豪雨に見舞われたのは幌尻岳からの下山時の林道で夕立に遭ったとき以来でした。)
幸い塩見小屋に着く前に空が見え始め、夕方には塩見岳の姿も見ることができました。塩見小屋では同宿の人たちといろいろと話をすることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。平日のため小屋も空いており、雨に濡れた荷物を広げて乾かすことができました。
翌日は雲海の上に素晴らしい青空が広がっていました。小1時間ほどで登頂となりましたが、西峰山頂に着く直前に突然目の前に富士山が現れてびっくりしました。東峰の山頂に着いて四方を眺めると、遠くには駿河湾が見え、伊豆の山々まで眺められ、後ろを振り返ると中央アルプスから北アルプス、御嶽山と乗鞍岳、立山と剱岳、さらに妙高山と八ヶ岳まで見えました。南には未踏の悪沢岳・赤石岳・聖岳が見え、大きな宿題となりました。そして、塩見岳がアル
プスの山々のちょうどへそのような山だということがよくわかりました。
8月のヤマケイのカレンダーは、塩見岳山頂から白峰三山を望む写真が掲載されています。同じ景色を見られ(しかもカレンダーと違って雲一つない)感無量でした。
 
塩見小屋と塩見岳
朝焼けの槍穂連峰
朝焼けの中央アルプス
塩見岳東峰と富士山
富士山
塩見岳西峰と中央アルプス・北アルプス遠望
悪沢岳・赤石岳・聖岳
三伏山から見た塩見岳
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