桑の海 光る雲

桑の海の旅行記・エッセー・書作品と旅の写真

書道について44

2008-02-16 21:57:13 | 日記・エッセイ・コラム

○3年生の頃⑤

3年生になると学外演習を企画・運営しなくてはならない。この時は関西へ出かけることになっていた。

学生が詳細なツアー企画・運営を行うのは難しいので、現地集合・解散形式とし、指定した見学地を公共交通機関を使って見て回る、という方式とし、特別な許可の必要な見学地のみ、先生方に見学の交渉をして頂くというやり方を取った。

共通の見学地は京都国立博物館、藤井有隣館、逸翁美術館、奈良国立博物館に決まり、そして、今井凌雪先生のご自宅で、先生の所蔵される名品を鑑賞することとなった。宿泊先は大阪の京橋に決まった。

同級生で鉄道に詳しい者がおり、具体的な移動プランは彼に任された。私はそこまでは詳しくないので、カメラ担当となった。

京都国立博物館に初日の午後に集合することになっていたが、私はその2日ほど前に出発し、金沢に住んでいる高校時代の友人を訪ねてから京都に入ることにした。

金沢で友人との再会を楽しんだ後、京都に入った。京都国立博物館では、前年まで東京国立博物館に勤めておられた角井先生の紹介で、特別に入館させていただくことができた。特別見学等はできなかったが、始めて訪れる場所でもあったので、興味深く見学することができた。(続く)

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