富士山眺望低山歩き 沼津アルプス―1 歩行月日2011/12/17
いよいよ沼津アルプスを歩くことにした。
コースは富士山に向かって歩けるよう南の山から北に向かって進む
多比バス停―大平山―鷲頭山―徳倉山―香貫山―沼津駅 を考えた。
予定時間(山と高原地図)歩行時間6時間40分
多比バス停-1:00-大平山-50-鷲頭山-45-志下山-40-徳倉山-
-1:10-横山-1:05-香貫山-1:10-沼津駅
そして実際に歩いてかかった時間は
歩行時間3時間30分 休憩時間2時間40分 合計6時間10分
多比バス停-50-大平山-40-鷲頭山-50-志下山-40-徳倉山-
-40-横山-50-香貫山-1:00-沼津駅
沼津アルプスの名前と評判は以前から聞いていた。
低山だが急な上り下りを繰り返す急峻な山でアルプスへ出かける人が訓練で歩くと---。
確かに伊豆3山や三国山などからも、低い癖に山頂がボコンボコンしているのが見えた。
しかしアップダウンが激しいとはいえ高々400mに満たない山だ。多寡が知れていると思っていた。
沼津駅前のバスの乗り場が分からない。行先は伊豆長岡駅方面でバス停は「多比(たび)」と分かっている。
だが乗り場が分からず駅前をウロウロ。結局西武デパートの前で「沼津アルプス登山口」乗り場を見つけた。
多比バス停で下車。PCが壊れる前に登山口を調べたら「沼津方面に少し戻りコンビニの所を入る」となっていたので
コンビニを探すが無い。どうやら閉店して店も取り壊してしまったようだ。
さてどうしようと立ち止まっていると地元の人が「ここを行って次の分岐を右に行き、その次を左に行けばよい」と教えてくれた。
ありがとうございます。しかしバス停にあった「沼津アルプス登山口」と表示がここにも欲しいな。
教わった通り農道を登っていくと最初の道標が建っていた。
その道標の一番上に「大平山・ワシズ山 沼ア(北行)」とあり、これで一安心だ。
30分も歩くと尾根に出て、そこが多比口峠ここからあとは尾根歩きになるようだ。
最初の大平山はこの峠よりさらに南にあるので、こからは往復することになる。
峠を少し登ると左側に富士山が見てきた。今日も素晴らしい天気で雲一つなく、文句を付けようもない富士山だ。
この辺りから道は急登になりだした。こんな道がズート続くのだろうか?でもこれ位なら大した事はない。
峠から10分ほどで大平山に到着。だが山頂からは富士山は見えず視界は効かない。
それでも西側の木の間から淡島が浮かぶ海が少し見えていた。
山頂の道標に気になる表示を見つけた。
この大平山より更に南側は「奥沼津アルプス」と呼んで日守山という山があるようだ。
こんな事なら出発地をそちらにするべきだったと少々がっかりした。
なにせ長距離歩きが好きなので、険しいと言われている沼津アルプスが始まったばかりなのに生意気な思いが浮かぶ。
多比口峠まで戻り北に続く稜線を沼津アルプスの中で一番高い鷲頭山に向かう。
小ピークを登ると後ろに今登った大平山が見てくる。左側の前には三島の街も見える。
三島の街の後ろには箱根の山々が見えていてアンテナのある山は丸山なのか。するとその左にあるのは金時山だろう。
あの尾根をグルリ歩いたのだと思うと誇らしくなる。誰かに喋りたいがその相手はいない。
痩せ尾根や岩尾根が続く登山道の両横には、曲線が多いゴツゴツした感じのウバメガシが自生している。
そのウバメガシの根が尾根道に波打つようにせりだしていて、階段状になっている所もあった。
階段といえば大きな岩を刻んで階段状にしてくれてあった場所は此処だっただろうか?
そんな道を楽しみながら歩いていくと意外と簡単に本日の最高峰鷲頭山に到着してしまった。
鷲頭山の山頂は広場のようになっていたが景色は左程でもない。大木の桜の根元に祠があったのが記憶に残っただけだ。
その鷲頭山からロープを張った急坂を下る。なかなかの急坂でスットクを持った人がロープとストックで悪戦苦闘していた。
鷲津山から10分程で小鷲頭山に到着。
起伏は激しいが何せ低山で、しかも幾つも山頂があるので、すぐ次の目的地に着くので気分的に楽に感じる。
この小鷲頭山は小と呼ぶのだから鷲頭山より低いのだが景色は良かった。
前回歩いた伊豆3山から更に富士山や沼津に近づき、田子の浦の緩やかに湾曲した海岸線もスッキリと見えている。
山頂で地元のハイカーに声を掛けられ、しばらく一緒に歩いたとき気になっていた奥アルプスの事を聞いてみた。
「奥アルプスは歩く人が少なく道標も少ないが迷うことはない。だが梯子場やロープなどもあり結構危険だ」と言う。
更に私が「次回は香貫山から南に向かって奥アルプスへ歩きたい」と言うと
「それは止めた方がいい。ここは富士山に向かって歩いた方が景色がいいし、奥アは下りより上りの方が安全だ」とも言う。
私は長距離は好きだが危険な避けたい。なら忠告に従い次回も北向きで歩いてみよう。
季節は縦走路でも時折見かける桜の花が満開の時季が良い。
ヨシ!来年の春、桜が咲くころ奥アを含む沼津アルプスの完全縦走をしよう。来年の目標が一つできた。
まだ沼津アルプスを半分も歩いていなのに次の予定ができてしまった。
しかも桜のころは花曇りで富士山の見えない日が多いのだが、本当に歩くのかな?
それでも目標が無いよりは良いだろう。沢山の目標の中から実際歩くコースを選び出せばいいのだから。
いよいよ沼津アルプスを歩くことにした。
コースは富士山に向かって歩けるよう南の山から北に向かって進む
多比バス停―大平山―鷲頭山―徳倉山―香貫山―沼津駅 を考えた。
予定時間(山と高原地図)歩行時間6時間40分
多比バス停-1:00-大平山-50-鷲頭山-45-志下山-40-徳倉山-
-1:10-横山-1:05-香貫山-1:10-沼津駅
そして実際に歩いてかかった時間は
歩行時間3時間30分 休憩時間2時間40分 合計6時間10分
多比バス停-50-大平山-40-鷲頭山-50-志下山-40-徳倉山-
-40-横山-50-香貫山-1:00-沼津駅
沼津アルプスの名前と評判は以前から聞いていた。
低山だが急な上り下りを繰り返す急峻な山でアルプスへ出かける人が訓練で歩くと---。
確かに伊豆3山や三国山などからも、低い癖に山頂がボコンボコンしているのが見えた。
しかしアップダウンが激しいとはいえ高々400mに満たない山だ。多寡が知れていると思っていた。
沼津駅前のバスの乗り場が分からない。行先は伊豆長岡駅方面でバス停は「多比(たび)」と分かっている。
だが乗り場が分からず駅前をウロウロ。結局西武デパートの前で「沼津アルプス登山口」乗り場を見つけた。
多比バス停で下車。PCが壊れる前に登山口を調べたら「沼津方面に少し戻りコンビニの所を入る」となっていたので
コンビニを探すが無い。どうやら閉店して店も取り壊してしまったようだ。
さてどうしようと立ち止まっていると地元の人が「ここを行って次の分岐を右に行き、その次を左に行けばよい」と教えてくれた。
ありがとうございます。しかしバス停にあった「沼津アルプス登山口」と表示がここにも欲しいな。
教わった通り農道を登っていくと最初の道標が建っていた。
その道標の一番上に「大平山・ワシズ山 沼ア(北行)」とあり、これで一安心だ。
30分も歩くと尾根に出て、そこが多比口峠ここからあとは尾根歩きになるようだ。
最初の大平山はこの峠よりさらに南にあるので、こからは往復することになる。
峠を少し登ると左側に富士山が見てきた。今日も素晴らしい天気で雲一つなく、文句を付けようもない富士山だ。
この辺りから道は急登になりだした。こんな道がズート続くのだろうか?でもこれ位なら大した事はない。
峠から10分ほどで大平山に到着。だが山頂からは富士山は見えず視界は効かない。
それでも西側の木の間から淡島が浮かぶ海が少し見えていた。
山頂の道標に気になる表示を見つけた。
この大平山より更に南側は「奥沼津アルプス」と呼んで日守山という山があるようだ。
こんな事なら出発地をそちらにするべきだったと少々がっかりした。
なにせ長距離歩きが好きなので、険しいと言われている沼津アルプスが始まったばかりなのに生意気な思いが浮かぶ。
多比口峠まで戻り北に続く稜線を沼津アルプスの中で一番高い鷲頭山に向かう。
小ピークを登ると後ろに今登った大平山が見てくる。左側の前には三島の街も見える。
三島の街の後ろには箱根の山々が見えていてアンテナのある山は丸山なのか。するとその左にあるのは金時山だろう。
あの尾根をグルリ歩いたのだと思うと誇らしくなる。誰かに喋りたいがその相手はいない。
痩せ尾根や岩尾根が続く登山道の両横には、曲線が多いゴツゴツした感じのウバメガシが自生している。
そのウバメガシの根が尾根道に波打つようにせりだしていて、階段状になっている所もあった。
階段といえば大きな岩を刻んで階段状にしてくれてあった場所は此処だっただろうか?
そんな道を楽しみながら歩いていくと意外と簡単に本日の最高峰鷲頭山に到着してしまった。
鷲頭山の山頂は広場のようになっていたが景色は左程でもない。大木の桜の根元に祠があったのが記憶に残っただけだ。
その鷲頭山からロープを張った急坂を下る。なかなかの急坂でスットクを持った人がロープとストックで悪戦苦闘していた。
鷲津山から10分程で小鷲頭山に到着。
起伏は激しいが何せ低山で、しかも幾つも山頂があるので、すぐ次の目的地に着くので気分的に楽に感じる。
この小鷲頭山は小と呼ぶのだから鷲頭山より低いのだが景色は良かった。
前回歩いた伊豆3山から更に富士山や沼津に近づき、田子の浦の緩やかに湾曲した海岸線もスッキリと見えている。
山頂で地元のハイカーに声を掛けられ、しばらく一緒に歩いたとき気になっていた奥アルプスの事を聞いてみた。
「奥アルプスは歩く人が少なく道標も少ないが迷うことはない。だが梯子場やロープなどもあり結構危険だ」と言う。
更に私が「次回は香貫山から南に向かって奥アルプスへ歩きたい」と言うと
「それは止めた方がいい。ここは富士山に向かって歩いた方が景色がいいし、奥アは下りより上りの方が安全だ」とも言う。
私は長距離は好きだが危険な避けたい。なら忠告に従い次回も北向きで歩いてみよう。
季節は縦走路でも時折見かける桜の花が満開の時季が良い。
ヨシ!来年の春、桜が咲くころ奥アを含む沼津アルプスの完全縦走をしよう。来年の目標が一つできた。
まだ沼津アルプスを半分も歩いていなのに次の予定ができてしまった。
しかも桜のころは花曇りで富士山の見えない日が多いのだが、本当に歩くのかな?
それでも目標が無いよりは良いだろう。沢山の目標の中から実際歩くコースを選び出せばいいのだから。