豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

進化と真価を続けてきた断熱工法…北斗市

2017-02-12 15:52:43 | ファース本部

日本の住宅断熱は、グラスウールを用いて行う事を前提に様々な仕様が組まれてきました。
このグラスウールやロックウール、セルロースファイバーなどの断熱材は、含有させた空気を静止させることで、熱を遮断、断熱する方法なのです。
ハウスメーカーや一般の工務店などは、国の基軸であり、何の抵抗感もなく使用しています。

空気の熱伝導率は0.02と木材や水の0.6とは桁数が異なります。
この熱の伝え難い空気を含有させることで断熱効能を発揮させています。
ところが、この0.6の水分をグラスウールやセルロースファイバーなの抱えた空気に含ませてしまうと、当然ながら断熱効果が著しく劣化してしまいます。

このような空気を閉じ込める断熱材の他に、CO2 を気泡に閉じ込めたスチレンフォームや、フロンガスを閉じ込んだウレタンフォームなどがあります。
これらの断熱材にはグラスウールなども含め、全てに一長一短があります。

私は、35年前から断熱材の種類や使用法、経年変化などの調査研究を行ってきました。
昭和60年に私は、おそらく日本で初めてオール電化専用の住宅工法を構築しました。
空気を含有させる断熱材に変わり、ウレタン発泡断熱材を使用したところ、従前に無かった驚異的な高気密層を形成され、燃焼ガスの発生器材の使用が困難となったからです。

それから30年の歳月で電化住宅は一般的になり、樹脂スプレー発泡断熱方式は、0%だったのですが現在では年間に2万棟もスプレー発泡断熱の家づくりが為されています。
私達のファース工法も数百に及ぶバージョンアップを重ねています。
誰のためでもなく、お施主様を幸せにすることで得る、自分自身の幸せにためなのかもね。

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ZEH・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを考察…北斗市

2017-02-11 15:15:09 | ファース本部

ZEHとは、住宅に用いるエネルギーを徹底して節約する「省エネ」と、太陽光発電などの「創エネ」での組み合わせで、年間の一次エネルギー消費量を概ね、ゼロになる住宅のことを云いますが、光熱費用をゼロ円にする事と勘違いしてはいけません。

2020年の省エネ義務化が実施され、一定以上の断熱性能の伴わない住宅は建築することが法的に出来なくなります。安倍首相は、同じ2020年までハウスメーカーなどの新築住宅の過半数以上をZEHにすると宣言しております。

一次エネルギーとは、暖房、冷房、換気、給湯、照明に用いるエネルギーを云います。
そのためまずは住宅の断熱性能の義務化が必須となったのでしょう。
また給湯設備も省エネ化された機材、照明機材もLEDなどが必要になります。

エネルギー消費効率の高いエアコンは、住宅の断熱性能と効果が比例するため、家の高断熱化が、最も大きな洗礼を受けることになりそうです。
ZEHの定義とは、一次エネルギーを平成28年基準の消費量から20%以上の削減。
太陽光発電等の導入で創エネを行う事などでエネルギー削減率100%以上に。

北海道などは、外気温が低く、降雪もあるため削減率75%以上の家をNearly(ニアリー)ZEHとするなどの緩和基準を設けております。
現在は政府が補助金でZEHの普及推進を促しておりますが、補助金頼みの家づくりから施主本意に移行させるための準備は必須であると思われます。

私達ファース・グループは、補助金(仕様が異なる)に頼らない、ゼロエネスマートファースを訳した「ゼロ・スマ・ファース」と云う名称の仕様で多く家づくりを実践しています。
写真は「ゼロ・スマ・ファース」(Ua値0.3前後)のリーフレットの表紙です。

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遠くから見た森と間近に見た樹…北斗市

2017-02-10 16:51:35 | ファース本部

宇宙から見た地球は、蒼く輝きとても美しい星に見えるそうです。
その地球のメカニズムは宇宙的に観ればほんの微細な自然環境が、地球上の生物に大きな影響を与えています。
常に自然を敬い、自然環境に順応する意識を持ち続ける事が必要なのでしょう。
その環境の少しの誤差は、今日鹿児島などの西日本に雪を降らせております。

地球の北極を中心に偏西風の輪形の端部が大きく歪み、寒気団が南方まで下がってきていると云います。
このような自然の摂理に私達は、ひたすら安泰を願うだけです。
暖かい日射しは、人間に対して時に灼熱となり、また時には猛吹雪の極寒を見舞います。
宇宙から蒼く美しく見える地球も、その地上では嵐や灼熱、寒波などと様々です。

「森を見て樹を見ない」との格言があります。
遠くから森を見ていても、その森を構成する樹木の状態を知る必要があると云う事です。
同じことを家づくりも云えそうです。
快適そうな家と真に快適な家の違いは、中身を吟味し、体感しなければ解らないものです。

遠くから見ても美しく、中に入ると更に綺麗で、住むととても快適であることが理想です。
しかし遠くから見て美しい家づくりは、様々な部分に無駄を必要とする場合も多いのです。

私達は、一生涯を悔いなく過ごせる家づくりを目指して研究開発を行っています。
自然の摂理に抵抗しようなどとは思いませんが、住む人の安泰を守る家づくりは必須なのでしょう。

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ファースの家の空気清浄効果が…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2017-02-09 18:18:20 | ファース本部

今日の午前は東京におりましたが、建物の中が寒く感じます。
気温は20℃なのですが、湿度が低いためカラダから湿気が蒸発して体温を奪うからです。
また、湿気が持つ熱を潜熱と云い、湿度10%の保有する熱は約4℃近い気温に相当します。

気温20℃、湿度50%の時、総熱量(エンタルピー)は40℃近い熱と云う事になります。
湿度をあげて身体から水蒸気が蒸発しない環境にすると寒さは、感じ難くなるのです。
夏場の冷房空間では30℃でも湿度を40%程度に抑え込めば充分に爽快感を覚えます。

気温は高くとも湿度が低いと、カラダから水蒸気が蒸発して体温を奪ってくれるからです。このように家屋内の湿度を一定化する事を「調湿性能」と云います。
この「調湿」を行うには、外部の湿度の影響を受け難い完全気密層が必要となります。

この「調湿」を行うためファースの家は、床下に300キログラムものシリカゲル(写真)を特別に処方した「ファースシリカ」を敷き詰め、床下から来た家中の空気を床下のファースシリカに曝して湿気を吸わせ、乾燥した際に吸った湿気を放出させます。

このファースシリカに特別な機能が備わっており、下記は24時間後のデータです。
空気汚染物質のアンモニア500PPMを炭で340PPM、ファースシリカで430PPMに。
酢酸ガスの60PPMを炭で25PPM、ファースシリカで0.2PPMに。
ホルムアルデヒドの15PPMを炭で10PPMをファースシリカで1.0PPMにします。

これは公的な検査機関で厳密な検査法のデータです。この公的な検査で「調湿」効能の他に、炭の「空気洗浄」効果をはるかに超える効能を持っている事が判明しました。
今まで調湿材「スカットール」の名称を空気清浄調湿材「ファースシリカ」と改めます。

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成幸者をつくろう…東京都内

2017-02-08 19:14:43 | ファース本部

私達のような工務店経営者の多くは、経営者の個人資産を担保に入れ事業を行っています。
仕事が停滞すると直ちに資金繰りは圧迫して参ります。
工務店経営に一定の利益は必要ですが成り行きで大きくなった経営形態で業績を伸ばした経営者は、常に孤独感と恐怖感に包まれているものです。

「企業経営安定セミナー」には多くの人が集まると云われます。
また経営者研修会、経営者育成塾などは、多額の費用を支払っても経営者が参集します。
経営者は、常に不安、孤独感と戦っており、経営者塾が心の支えになっている場合も。

特に企業経営は、順風満帆な時にこそ、微かな不安が心中をよぎるものです。
貧乏の真最中の時は、不安感を覚えるより、飯のタネのつくるのに躍起なのです。
飯を喰うため興した事業は、仕事や事業状態が安定すると、それを安泰維持しようとします。組織的な規模で保持する意識が働きますと、とたんに不安感に押し寄せてきます。

私達のような地域密着型の工務店経営者は、ユーザー様、スタッフや協力業者さまの声を、心から話を聴き、偉ぶらず、笑顔で明るく、腰が低く、清潔感があり、時間や約束を守る、このような極めて当たり前の事をおこなうと人様からは自然に信頼を得られるようです。

つまり特別なことをしなくとも、一般の人々もみんな同じで人として、当たり前の事を粛々と淡々に行うことなのでしょう。
この自然の振る舞いは、社会人としても慕われ、心豊かで幸福な人生になる事でしょう。
社員さん、協力業者さん、資材メーカーさんと、力を合わせ、建主さん常に笑顔でいられる、心の豊かさを達成して初めて、事業の成功と言えそうです。

寺坂農園社長の寺坂社長は「成功」は失敗で「成幸」でなければならいと断言しています。
「成幸者」とは、幸せを運んだ人と運ばれた人の双方の事のようです。
今日は日本を代表する大企業ばかりの訪問でしたが、部署ごとの成幸者になっていました。
写真は今日、あるメーカーの研究所に行った際に浅草寺から撮った東京スカイツリーです。

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温かさのクオリティー…北斗市~函館空港~札幌市内~新千歳空港~羽田空港~東京都内

2017-02-07 23:37:28 | ファース本部

先日訪問した旭川では、下から吹き上げる粉雪が舞い上がり気温-8℃でした。
当日は、気温+10℃の春麗らかな陽気の東京から移動するにあたり、寒さを覚悟して行ったのですが、思ったほどの寒さを感じませんでした。

今日の本社のある北斗市の朝の気温-4℃と、この時季では平常気温と云えます。
東京で-4℃ともなれば、縮み上がる寒さに感じます。
まして氷点下8℃の地域に行くと聞いただけで北極熊の生息地にでも出かける気分になりそうです。

私は仕事柄で全国各地を訪問しますが、東京も含め四国や九州の+4℃の寒さは骨身に染みる寒さに感じます。そのわけは、相対湿度に関連していると思われます。
そもそも湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の違いを知っておく必要があります。

一般に湿度の単位を「%」で表記します。
パーセントとは、割合なのですが、気温が湿気を抱える器の大きさであり、その割合を%で表記します。
例えば、気温20℃、湿度50%とは、20℃の気温で抱えられる湿気の50%を既に抱えていることを意味します。この時の湿気の量を「絶対湿度」で表すと7gくらいになります。

気温が下がることは器の大きさが小さくなることになります。
例えば気温-10ともなると相対湿度は80%にも跳ね上がります。
この時の絶対湿度は1.4gくらいで東京の気温+3℃、湿度25%と殆ど変わりません。
特に積雪の多い地域では周りの雪は湿気が凍ったもので相対湿度が高い傾向となります。

相対湿度が高ければ水の塊である私達人間のカラダからは、放出する水蒸気(水分)の蒸発をし難くします。
蒸発の際にカラダから奪う熱量を抑え込むことが作用しているようです。

今日は北斗市から札幌市に移動して社員ご尊父の通夜で焼香後に東京に移動してきました。
写真はそばを通りかかった札幌大通公園で開催中の雪像ですが、-7℃の北海道から+4℃の東京に来ましたが、冬の寒く感じる事に変わりないようです。

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家の断熱性能をサーモグラフィ画像で…北斗市

2017-02-06 18:18:40 | ファース本部

家の壁の中になどに充填する断熱材のグラスウールは、確実に柱や間柱の部分の熱伝導率が高いため、ヒートブリッジ(熱橋)をおこします。
昨今は、グラスウール断熱材の外側に負荷断熱材として密度の高いグラスウールのボードを貼り付ける工法も出てきました。

グラスウール断熱材の熱伝導率は、約0.04W/㎡k(1㎡あたり、温度差1℃の時、1時間に逃げる熱)であり、木材は約0.15と約グラスウールの4倍ほど熱を伝えます。
間柱や柱の間隔が狭くなれば、グラスウールの4倍も熱を逃がす部分が多くなります。
特に出隅(部屋の角)の部分は構造的にもっとも熱橋し易い部分となります。

写真は、ファースの家の部屋の出隅の部分のサーモグラフィ画像です。
26.2℃と表示されておりますが、一番低い部分の温度を示しております。
サーモグラフィ画像は、15℃の部分に焦点を当てると10℃の部分が青く写ります。

熱橋の多い家であっても、全体的な熱損失量にさほど影響しない事が多いようです。
サーモグラフィ画像だけでの判断は、必ずしも適切でない場合があります。
写真のファースの家は、青くない部分の裏側を温かい熱が上昇しています。

スプレー発泡断熱の外側にファースボード云う30ミリのウレタン板を張り付けています。
当然その外張り断熱材は柱を覆っているのですが、それでもこのように青く写ります。
サーモグラフィ画像でもっとも面白い使い方は、寒い日に家並みを遠くから撮ると、断熱性能の高い家は青く、断熱性能の悪い家は赤く写ります。

断熱性能の公的評価を、このサーモグラフィ画像で行う事を検討しているそうです。
解って使用すると断熱性能の善し悪しがハッキリと解ることに。
ともあれ家の断熱性能は、住んで暖かく、暖房費用で実感することになります。

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思うだけなら大統領にもなれる…旭川市~札幌市~新千歳空港~函館空港~北斗市

2017-02-05 13:22:47 | ファース本部

昨日の「大人塾」での寺坂農園社長の寺坂祐一さんの講話では、「思う、考える」のでなく、経営思考について「こうする」「こうします」と断言しきっていました。
ビジョンを語ることは誰も出来ます。
その時の構想は「思っている」「考えている」でも良いのでしょう。
しかし経営者は、経営について思考したら一歩踏み出すことが重要です。

社員でも仕事の人財は、思っていますと云いません。
弊社でも業務方針を語るときは、「思っている」「考えている」を禁句にしております。
何かをしでかすと、ほぼ失敗が憑き物で、失敗から多くを習得します。
それを実践しているのが寺坂農園社長の寺坂祐一さんでした。

今日は天候に恵まれて、旭川からJRで札幌経由の新千歳空港から函館空港まで定刻通りに到着しました。
北斗市本社には、帯広市内からご来社された株式会社ネクトワン(いかすハウス)の代表取締役社長の日崎雅子さん(写真)がご来社されておりました。

日崎社長は、主に住宅リニューアルを手掛けておりますが、ファース・リフォームに注目して体感とファース・グループ加盟の下調べに北斗市まで来て頂きました。その行動力に敬意です。
ファースの家の事は既にいろいろと情報を収集しておりましたが、私とは初めての名刺交換となりました。
思い立ったら即行動、実践は、出来る経営者の在るべき姿です。

仕事について、「思っている」「考えている」を連発する人は実践できていないとも云えます。
「思っている」「考えている」だけならば、富士山を購入し、総理大臣にもなれます。
さすがに富士山を購入します、総理大臣になりますは、云い切れないのでしょう。

さて、午後からは研究開発室で多層断熱層のチャックを行った後、休養に入ります。

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聴く・書く・話を活力に…東京都内~羽田空港~旭川空港~旭川市内

2017-02-04 20:11:25 | ファース本部

私は、毎朝ブログ(携帯ブログ)を既に11年間、1日も欠かさずに更新し続けています。
夕方から夜にかけて更新するこの「社長日誌コラム」も初めて丸9年間となりました。
朝ブログは、心臓にステント挿入手術を行った日も更新しています。

800文字のこの社長日誌も毎日更新で、更新しないのは月のうち日曜日や祭日など3日くらいくらいです。
誰かに情報を伝えようなどと、思い上がった気持ちは一切ありません。
自分にとっては、朝起きて歯磨きを行うようなライフスタイルの一齣に過ぎません。
自分の活力を保持するため、読むこと、聴くこと、書くことを大切にしています。

聴く事、見る事、触る事など経験しなければ、何も書けず、話せないのです。
今日は旭川に移動して「大人塾」(夢を叶える5つの方法<あなたも成幸への道を>のテーアで、富良野市のメロン農園経営者、寺坂祐一さんの講演を受講いたしました。
寺坂さんも農園経営の合間に毎日、読書し、聴き、長文のフェイスブックを書き続けています。

それがメロン農家・通販直販方式で年商1億3000万円ビジネスを成し遂げた経営者となりました。
経営の成功を寺坂社長は「成幸」と書き、幸せを成せるのが経営だと説いています。
美味しいメロンを栽培し、消費者に新鮮なうちに直販して届ける、極めて解り易い経営です。
解り易さが評価され、講演回数も多く、著書もあり、その全てを実践から発しています。
本を読む、講演を聴く、見学する、食べてみる、呑んでみる、そして書く、話す。
赤字の零細だった農業経営を、利益の大きな組織に育て上げました。

彼の講演は、講演でなく、会場の方々に「語り掛け」なのです。
彼の講話を聴いて私も自身も人前で講演をしてきた事に気付きました。
先生と云われる、上から目線の講演ではなく「語り掛け」でなければならないのですね。

写真はその講師の上坂祐一さんと「大人塾」主催者の一人でNPO法人・学校の底力 理事長 岩岡勝人さんと撮りました。岩岡さんは現役の学校教師でもあります。
私は、東京から馳せ参じ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
旭川らしい粉雪が舞い散り、気温-6℃、しかしイベントには熱気が漲っておりました。

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モノの向こうの人と役割…東京都内

2017-02-03 20:46:16 | ファース本部

家づくりにおける断熱、気密性能などは、目に見えない隠れた部位で活躍しています。
断熱材を沢山入れても、隙間があれば熱気は逃げ出し、乾燥した寒い空気が入ってきます。
断熱住宅は、気密性能との整合が必須なのです。

気密住宅は、生活空間の空気が、人の生活で汚染されます。
空気の入れ替え、つまり換気は必須となりますが今の外気には、PM2.5 や花粉なども含まれており、必ずしも外気が綺麗だとは限りません。

昨日は光明理化学工業株式会社を訪問しましたが、喫煙者の吐き出す息には、僅かながら猛毒のシアン(青酸カリ)が含まれているそうです。
精密なVOC測定器を研究開発する過程で喫煙者の吐く息に猛毒が含まれていることを突き詰めたと云います。

私達のファースの家は、オプションで外気のPM2.5 や花粉などを電気分解させ、導入した空気の空気循環でタバコや仏壇の線香の煙を分解処理し、95%も無くする装置があります。
天井裏の目立たない部分に取り付けられる目立たない装置です。
時代潮流を思考するとオプション仕様から準仕様に格上げも必要となりそうです。

今日はある設備会社のエンジニア勉強会で60名の技術者に4時間近い講演を行いました。
その設備会社の製品も出来上がった家の見えない部分にあり、なければ住まいとして成立しない大切な部材です。ところが目立ってはいけない部材でもあります。

写真は、ホテルに戻る道すがら足元にあった、東京都の埋め込んだ道路と民地の境界を示す埋込金物です。
私達は何気に踏んで歩いています。
モノの向こうに多くの人がいて、そのモノには沢山の意味と意義があるのでしょう。
さて、明日は氷点下20℃、北海道旭川市に移動しての講演会で農業経営者の講演を聴くことを楽しみです。

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空気の中身を可視化する…北斗市~函館空港~羽田空港~川崎市~東京都内

2017-02-02 22:56:13 | ファース本部

私達が行っている温熱性能の善し悪しは、「暖かい」「涼しい」の体感で知る事が出来ます。
「暖かそう」「涼しそう」では、思うだけで体感しなければ実感など出来ません。
空気やガスの気体は、眼に見えない代物です。

その空気の中には色々な物質が含まれております。
新築病と云われたシックハウス症候群などは、建材の保有する有害物質が室温で揮発して住む人を病気にさせてしまう事です。
昨今は有害物質の含有率を表記されており、日本製の建材にホルムアルデヒドなどの有害物質は殆ど使用されておりません。
それでも人件費の安価な諸外国から輸入した建材には今でも大量の有害物質が含有されている場合があります。

今日は、空気に含まれる様々な成分を検知する機材メーカーで光明理化学工業株式会社様を訪問しました。
写真は代表取締役社長の北川不二男さんと撮りました。
車の飲酒運転は、光明理化学工業が戦後に開発したアルコール検知器で測定します。

北川社長の会社で、この検知器を発明しなければ、酔っ払い運転事故は、多発していたことでしょう。
昭和22年創業と云いますから70年の長き渡り、ひたすら様々なガス検知器の精度アップをはかる研究開発を行っており、社会貢献度を評価され公的な叙勲を多く授賞しています。

お湯から立ち上る湯気は、すでに個体であり水蒸気と云えません。
水蒸気の粒子は、酸素や窒素などと同じ程度の大きさで目視出来ません。
見えない物質を検知する。
つまり可視化する器材の研究開発は、高度な知識と技術が伴います。

今日訪問した光明理化学工業さまはこの分野の業界で高い実績を誇っています。
北川社長はこの業界でもライバル企業があり、業績アップに弛まぬ研究開発が必須だと断言されておりました。
北川社長の穏やかなお人柄の中には、鋭い経営観を見た気がして刺激的な訪問でした。

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グラスウール断熱と樹脂断熱の違い…函館市~北斗市

2017-02-01 17:54:12 | ファース本部

日本の住宅の80%の家では断熱材にグラスウールを使用しております。
昔は日本家屋の家の100%がグラスウールだった時代もありました。
公的機関が定める断熱基準はグラスウール断熱材を使用する事で成り立っているからです。

グラスウール断熱材は北欧の寒冷地域で開発され、日本の寒波押し寄せる北海道に導入されたようです。
昭和の時代は、私も全てグラスウール断熱材を使用しておりました。
北海道と北欧との共通点は、四季を通じて空気が乾燥していることです。

グラスウール断熱材は、布団の綿と同じような繊維系であり、布団の綿は乾燥した空気を静止させることで断熱効果を発揮します。湿った布団は虫干しや布団乾燥機で湿気放出を行う事が可能ですが、床下や壁中に充填した綿は、乾燥機使用や虫干しする事など出来ません。

私は昭和40年代に東京で家づくりを行い、グラスウール断熱材を使用しておりました。
北海道などの地域と異なり、夏場の湿度の高くなる本州でのグラスウール断熱材は、かなりの確率で断熱性能が劣化して行く事を目の当たりにしてきました。

北海道では、グラスウールでも断熱性能の劣化率は低くなりますが程度の問題です。
試行錯誤を繰り返して辿り着いた断熱工法は、過去に誰も行った事のない樹脂をスプレー発泡(写真)するファース工法でした。出来た家の暖かさは筆舌に語れない効能となります。

ところがグラスウール断熱材を奨励してきた学術者や既得権者からは、大抵抗、猛反撃どころか私の人間性をも否定するような大バッシングを受けるに至ります。
可燃性の樹脂を、スプレー発泡などは危険過ぎるとする駄目だし理由は山積していました。

これらの課題を一つ一つ解決するため、専門家に相談し、樹脂素性の難燃処方などの改良、ファイヤーストッパーの開発などを行い、平成5年に公的な断熱評定を交付されました。
家づくりは、学者や既得権益者のために行うのでありません。
お住まいして戴いたお施主様の幸せは、そのまま家づくりに関わった人々の幸せなのです。

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