家づくりにおける断熱、気密性能などは、目に見えない隠れた部位で活躍しています。
断熱材を沢山入れても、隙間があれば熱気は逃げ出し、乾燥した寒い空気が入ってきます。
断熱住宅は、気密性能との整合が必須なのです。
気密住宅は、生活空間の空気が、人の生活で汚染されます。
空気の入れ替え、つまり換気は必須となりますが今の外気には、PM2.5 や花粉なども含まれており、必ずしも外気が綺麗だとは限りません。
昨日は光明理化学工業株式会社を訪問しましたが、喫煙者の吐き出す息には、僅かながら猛毒のシアン(青酸カリ)が含まれているそうです。
精密なVOC測定器を研究開発する過程で喫煙者の吐く息に猛毒が含まれていることを突き詰めたと云います。
私達のファースの家は、オプションで外気のPM2.5 や花粉などを電気分解させ、導入した空気の空気循環でタバコや仏壇の線香の煙を分解処理し、95%も無くする装置があります。
天井裏の目立たない部分に取り付けられる目立たない装置です。
時代潮流を思考するとオプション仕様から準仕様に格上げも必要となりそうです。
今日はある設備会社のエンジニア勉強会で60名の技術者に4時間近い講演を行いました。
その設備会社の製品も出来上がった家の見えない部分にあり、なければ住まいとして成立しない大切な部材です。ところが目立ってはいけない部材でもあります。
写真は、ホテルに戻る道すがら足元にあった、東京都の埋め込んだ道路と民地の境界を示す埋込金物です。
私達は何気に踏んで歩いています。
モノの向こうに多くの人がいて、そのモノには沢山の意味と意義があるのでしょう。
さて、明日は氷点下20℃、北海道旭川市に移動しての講演会で農業経営者の講演を聴くことを楽しみです。
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