昨今は、訃報と弔問の機会が多く、諸行無常(いつかは尽きる)の心境になります。
日々の暮らしの中で絶えず辛い事ばかりに直面していると思う人は、溜め息が多く、ついつい愚痴を口に出し、すると他人の欠点ばかりが気になるものです。
自分が楽しくないのはすべてが他人のせいだと思えてしまうのです。
私達工務店の家づくりの仕事は、出来上がった家のお施主さまから恒常的に「有難う!」と云われ、ご家族の笑顔を見せて戴いてこそ達成感を覚えるものです。
そこに辿り着くまでは、苦難、困難な過程ばかりを歩んでいるようにも思えます。
そのような時は、あたりから見ていても覇気が無く、既にハッピーになれる機運すら感じないものです。周辺環境を良好にするにも、自分自らの姿に気付く事が先なのでしょう。
一流のマラソン選手は、試合に出る過程とレース過程をも楽しめるようになるそうです。
私達の家づくりでは、設計図が完成した時の喜び、契約出来た時の感動など、節目ごとに楽しむ要素をたくさん持っています。
食事を終えた時は、食べられた事に感謝し、洋服を着られる事に喜びを感じるなど、日々の些細な出来事をとらえ、それを楽しむようになれば、自然と表情がにこやかになり、幸せが向こうからやってきそうな気も致します。
「幸せって」それは、関わる人を幸せにした分だけ自分の「幸せ量」なのだと思います。
過ぎ行く時間を楽しむには、人の気持ちに寄り添え、痛みも喜びも心から一緒に出来るようになることです。それで必ず自分に幸せを呼び込むことになると思われます。
私達の家づくりは、お施主様、協力業者様、納材業者様、資材メーカー様など関わる人々を幸せに出来るチャンスが多くあります。
それには先ず、お施主様が幸せになれるハードを確立することが先決なのです。
さて今日は全国大会も含む出張前の様々な業務を行っておりました。
空を見上げるイルミネーションの鹿さんは何を見ているのでしょうか…
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