先日訪問した旭川では、下から吹き上げる粉雪が舞い上がり気温-8℃でした。
当日は、気温+10℃の春麗らかな陽気の東京から移動するにあたり、寒さを覚悟して行ったのですが、思ったほどの寒さを感じませんでした。
今日の本社のある北斗市の朝の気温-4℃と、この時季では平常気温と云えます。
東京で-4℃ともなれば、縮み上がる寒さに感じます。
まして氷点下8℃の地域に行くと聞いただけで北極熊の生息地にでも出かける気分になりそうです。
私は仕事柄で全国各地を訪問しますが、東京も含め四国や九州の+4℃の寒さは骨身に染みる寒さに感じます。そのわけは、相対湿度に関連していると思われます。
そもそも湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の違いを知っておく必要があります。
一般に湿度の単位を「%」で表記します。
パーセントとは、割合なのですが、気温が湿気を抱える器の大きさであり、その割合を%で表記します。
例えば、気温20℃、湿度50%とは、20℃の気温で抱えられる湿気の50%を既に抱えていることを意味します。この時の湿気の量を「絶対湿度」で表すと7gくらいになります。
気温が下がることは器の大きさが小さくなることになります。
例えば気温-10ともなると相対湿度は80%にも跳ね上がります。
この時の絶対湿度は1.4gくらいで東京の気温+3℃、湿度25%と殆ど変わりません。
特に積雪の多い地域では周りの雪は湿気が凍ったもので相対湿度が高い傾向となります。
相対湿度が高ければ水の塊である私達人間のカラダからは、放出する水蒸気(水分)の蒸発をし難くします。
蒸発の際にカラダから奪う熱量を抑え込むことが作用しているようです。
今日は北斗市から札幌市に移動して社員ご尊父の通夜で焼香後に東京に移動してきました。
写真はそばを通りかかった札幌大通公園で開催中の雪像ですが、-7℃の北海道から+4℃の東京に来ましたが、冬の寒く感じる事に変わりないようです。
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