4泊5日の韓国ソウルでの滞在を終えて帰国しました。（写真は金浦国際空港ロビー）
訪韓前は、現況の日韓事情の中での訪韓に家族も含め、心配する人が多くおりました。
実際には、我々日本人に対し、まったく普段と変わらない対応でした。
そもそも、政府間で慰安婦像の設置でギクシャクしている現状などは、殆どの韓国人が知らないのです。
韓国マスコミは、マレーシアで起きた金正男氏暗殺事件を頻繁に報道しておりました。
韓国人の多くは、日本製品の素晴らしさを評価し、その技術の多くが日本人とのコラボレーションだと云うことも知っています。しかし、韓国の国の国是は『反日』である事に変わりはありません。
日本に虐げられた時代を歴史教育として学校教材にもしています。
確かに豊臣秀吉の時代から日本は、朝鮮半島を翻弄した事もあります。
その怨念が国是（反日）になっているとしたら哀しい事です。
韓国が大きく困窮した時代には、日本から謝罪の意味も含め、膨大な経済支援、技術支援を行なった事実はその歴史教育から抜け落ちています。
相互に分かち合う気概があればこそ課題解決の第一歩となるのでしょう。
韓国の指導者は、困った時の「日本叩き」で支持率をアップさせてきました。
朴槿恵大統領も就任時には、我国の安倍総理と握手を拒み、目線を合わせず、支持率を上げたと云います。
日本人には理解できない行動です。
しかし私が治療を受けている自生漢方病院の主治医、Kim Ha Naul先生や日本語コーディネーターの
Bae Junghyueonさんは、私達日本人に極めて丁寧で誠実な対応をしてくれます。
ソウルで生活している日本人は、普段と全く変わらないと云いながらも、昨今の日本人観光客の少なさを嘆いておりました。
政治と庶民感覚、それにマスコミ報道を見極める事が必要かも知れません。
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