私達が行っている温熱性能の善し悪しは、「暖かい」「涼しい」の体感で知る事が出来ます。
「暖かそう」「涼しそう」では、思うだけで体感しなければ実感など出来ません。
空気やガスの気体は、眼に見えない代物です。
その空気の中には色々な物質が含まれております。
新築病と云われたシックハウス症候群などは、建材の保有する有害物質が室温で揮発して住む人を病気にさせてしまう事です。
昨今は有害物質の含有率を表記されており、日本製の建材にホルムアルデヒドなどの有害物質は殆ど使用されておりません。
それでも人件費の安価な諸外国から輸入した建材には今でも大量の有害物質が含有されている場合があります。
今日は、空気に含まれる様々な成分を検知する機材メーカーで光明理化学工業株式会社様を訪問しました。
写真は代表取締役社長の北川不二男さんと撮りました。
車の飲酒運転は、光明理化学工業が戦後に開発したアルコール検知器で測定します。
北川社長の会社で、この検知器を発明しなければ、酔っ払い運転事故は、多発していたことでしょう。
昭和22年創業と云いますから70年の長き渡り、ひたすら様々なガス検知器の精度アップをはかる研究開発を行っており、社会貢献度を評価され公的な叙勲を多く授賞しています。
お湯から立ち上る湯気は、すでに個体であり水蒸気と云えません。
水蒸気の粒子は、酸素や窒素などと同じ程度の大きさで目視出来ません。
見えない物質を検知する。
つまり可視化する器材の研究開発は、高度な知識と技術が伴います。
今日訪問した光明理化学工業さまはこの分野の業界で高い実績を誇っています。
北川社長はこの業界でもライバル企業があり、業績アップに弛まぬ研究開発が必須だと断言されておりました。
北川社長の穏やかなお人柄の中には、鋭い経営観を見た気がして刺激的な訪問でした。
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