豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の断熱性能をサーモグラフィ画像で…北斗市

2017-02-06 18:18:40 | ファース本部

家の壁の中になどに充填する断熱材のグラスウールは、確実に柱や間柱の部分の熱伝導率が高いため、ヒートブリッジ(熱橋)をおこします。
昨今は、グラスウール断熱材の外側に負荷断熱材として密度の高いグラスウールのボードを貼り付ける工法も出てきました。

グラスウール断熱材の熱伝導率は、約0.04W/㎡k(1㎡あたり、温度差1℃の時、1時間に逃げる熱)であり、木材は約0.15と約グラスウールの4倍ほど熱を伝えます。
間柱や柱の間隔が狭くなれば、グラスウールの4倍も熱を逃がす部分が多くなります。
特に出隅(部屋の角)の部分は構造的にもっとも熱橋し易い部分となります。

写真は、ファースの家の部屋の出隅の部分のサーモグラフィ画像です。
26.2℃と表示されておりますが、一番低い部分の温度を示しております。
サーモグラフィ画像は、15℃の部分に焦点を当てると10℃の部分が青く写ります。

熱橋の多い家であっても、全体的な熱損失量にさほど影響しない事が多いようです。
サーモグラフィ画像だけでの判断は、必ずしも適切でない場合があります。
写真のファースの家は、青くない部分の裏側を温かい熱が上昇しています。

スプレー発泡断熱の外側にファースボード云う30ミリのウレタン板を張り付けています。
当然その外張り断熱材は柱を覆っているのですが、それでもこのように青く写ります。
サーモグラフィ画像でもっとも面白い使い方は、寒い日に家並みを遠くから撮ると、断熱性能の高い家は青く、断熱性能の悪い家は赤く写ります。

断熱性能の公的評価を、このサーモグラフィ画像で行う事を検討しているそうです。
解って使用すると断熱性能の善し悪しがハッキリと解ることに。
ともあれ家の断熱性能は、住んで暖かく、暖房費用で実感することになります。

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