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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

嵐の日の決断は…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2011-06-17 17:56:38 | ファース本部
朝日新聞コラムの「嵐の日の決断は晴天の時に忘れられる」と云う文章が目に付きました。
福島原発事故は、いまだ収束の目途すらついておらず、原発被災者の流浪の生活状態を見ると、誰もが原発事故の恐ろしさを身に染みると思います。

福島原発事故後、イタリアの国民世論は急速に原発を造らない選択をしました。
方言癖のあるイタリア首相が「イタリアは原発にさよならを言う時期が来た」と述べています。
その「さよなら」を云わせた時期が、福島原発が動機だったのではないか。

脱原発の風潮を自民党の石原幹事長は「集団ヒステリー」と発言し、その言葉尻が問題になっているようです。
この時期のこの拙速な脱原発世論は、まさに集団ヒステリーとも云えそうにも思えます。
今後、これを「大嵐の中の決断」だったとはならないだろうか。

福島原発事故で私達日本人は、学者の世界だった原子炉の構造やメカニズムを、世界一の知識を得たように思われます。何故この事故が起きて、何処に欠損があったのか。
絶対安全な原発などは存在しうるのか。
そして原発に替わり得るエネルギーは存在するのか。

総体的な意見としては、まさに「嵐の時の議論は判断を誤る場合が多い」と思われます。
されど私も「原発推進」を口にするつもりは毛頭ありません。
冷静になって、嵐が納まって晴天になった時、将来を見据えつつエネルギー施策を講ずるべきと思うのです。

私個人としては、新規の原発推進を一切行わず、既存原発の安全確認と安全補填を徹底し、原発稼働を行いながら、段階的に次世代エネルギーに切り替えるべきと思いますが。
今朝の【毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ】に東京電力の電力使用の状況掲示板記事を載せました。

電気なくしては社会生活が成り立たず、計画停電を実施すると経済活動が壊滅的な影響を受けます。
ましてブラックアウトは何としても避けなければなりません。
「晴天の時の判断を」…梅雨の本州から「晴天」の北斗市本社(写真)に戻りました。
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