豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

価格と自己責任とは…田川市~福岡市

2011-06-14 20:24:22 | ファース本部
価格破壊と云う言葉があります。
ユーザーにとっては良いモノを安価に購入出来るに越した事はありません。
昨今は、一流メーカー品がネット販売で極端に安価な価格で購入できるようなりました。

メーカーの生産ラインでの製造単価は、流通段階で価格が吊り上ってしまうようです。
ネット販売は、その流通コストを極限まで切り下げて安価にしました。
したがって、問屋や小売店などの業者が不要になってしまいます。

ハウスメーカーなどの家づくりも、資材メーカーから直接ハウスメーカーの現場に入ります。
そしてユーザーからハウスメーカーを通じて直接、資材メーカーに資金回収されます。
ロット供給と、中間業者の与信管理がなくなるために考えられない安価な価格で販売しています。

ところがハウスメーカーの場合は、その廉価な資材、什器備品がそのまま供給価格に反映されているとは言い難いのです。家を売る事が目的のハウスメーカーは、相当な宣伝広告や営業経費を掛けざるを得ないため、家価格の30%は宣伝費用でもあります。
それでもハウスメーカーは社会的な使命を果たすため、必要なアフターメンテナンスを行います。

しかし安価なままの量産メーカーはまさに売りっ放しです。
お金を支払い、家に住んでからストレスとの闘いになる場合が多いのです。
価格が安価で関わる人の全てが幸せになれればいいのですが…

特に家づくりにおいては、出来てからが建主さんの生活が開始されるのです。
つまり竣工後のメンテナンスフォローの方が重要なのです。
ここに価格要素が入ってくると、安価な買い物では自己責任を負う覚悟が必要です。

今日は田川市の販売代理店、田川アルミさんを訪問しました。
写真は経営者の井上英行さんと撮りました。
価格破壊の最初はアルミサッシであっても云われます。
井上専務は、価格と自己責任の要素をしっかりとユーザー告知して販売しているそうです。

さて今日も雨に当らずにホテルに戻れましたが、明日は四国へ移動を…
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