豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

無尽蔵エネルギーの赤外線発電とは…北斗市

2011-06-08 17:36:37 | ファース本部
既存の太陽光発電は、まさに太陽の光線がなければ発電しません。
曇天、雨天、降雪などは発電量が少なくなり夜にはゼロになります。
太陽光発電は自然任せ、風力発電も風任せ、自然エネルギー活用の宿命的な課題です。

今日の朝礼3分間スピーチは、総務課の浅田君でした。
彼は赤外線発電の情報を調べてのスピーチ内容でした。
調べてみると岡山大学の池田直樹教授による放射光科学グループは、酸化鉄化合物を素材とした光発電装置の開発を進めているそうです。

この酸化鉄化合物による光吸収率は、既存のシリコン製太陽電池の100倍から1000倍もあると云います。
この吸収率と発電効率がイコールかは解りませんが赤外線は真夜中にもどんな場所へでも降り注いております。
暗黒でも撮影が出来る赤外線カメラの作用であり、つまりは無尽蔵のエネルギーなのです。

従来のシリコン素材は、自然界の存在量に限界があり早晩、枯渇すると危惧されています。
シリコン技術は、少ないシリコンをいかに薄く延ばすかなどの汎用方法でした。
絶対量は着実に減少しているのも事実のようです。
この赤外線発電の素原料である酸化鉄は、裏山の鉱山に多く含有しているのだそうです。

現在、私達が使用している蓄熱暖房機の蓄熱レンガもその多くは酸化鉄をバインドしています。
化合物は元々、粉末状を為しているため薄く延ばし、家の屋根や壁の四方八方に塗布する事が可能だと云います。とにかく素材が安価なのと大幅な製造コストの削減が可能と…

池田教授は、世界に類を見ないような光発電の価格で供給し、それもこの数年で実用化すると述べています。
ポスト原発に自然エネルギー発電は、安定供給に課題がありました。
この赤外線発電が夢の発電装置ではなく真の実用化に期待したいもの。

写真は本社隣に在る、平成元年に建築したファースの家1号棟です。
この屋根や壁に塗布するだけで、一所帯分の電力を賄えれば…
さて今日の北海道は札幌近郊で豪雨が降った場所もありました。
この北斗市はご覧のような晴天に恵まれました。
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