豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

吉田所長は忙しかった…北斗市

2011-06-07 18:25:10 | ファース本部
東京電力、福島第一原子力発電所の吉田所長は、事故後において海水注入を継続していた事を監督機関に報告しなかった理由を問われ「忙しかった」と短く答えました。
多忙、忙殺などと私達は、何気にこの「忙しい」と言う言葉を用いる事が多いと思います。

「忙しい」とは「心を亡くす」と言う意味なのでしょう。
4基の原発を抱える福島第一の責任者で所長の吉田昌郎さんは、震災直後の原子炉対応に忙殺されたようです。
報告は事務的作業であり、震災現場で原子炉を安全保持する事を最優先した事を責められません。

現場の人にとって、まさに生きるか死ぬかの瀬戸際と原子炉を最悪の状態にしない事が最大優先されるべきです。
彼は「忙しかったので報告が遅れ、申し訳ありません」……
吉田所長のこの説明は、何故か自然と納得の行く理由であったと思われます。

私達は普段でも「忙しい」などを言う言葉をよく使用します。
心を亡くするような事などはそんなに頻繁に起こり得る事などないはずです。
未曾有の大震災で「生きるか死ぬか」の緊迫した状況に遭遇してこそ「忙しい」と云えるような気も致します。

この海水注入の有無を国会で議論され、注水を指示した、しないの遣り取りに翻弄された国会です。
その国会運営で「忙しい」を連発している先生方の姿を吉田所長にはどのように映ったのでしょうか。
また「忙しい」発言は、私達も軽々に言うべき事ではないようにも思えてしまいます。

さて今日は終日にわたり澄み切った晴天に恵まれました。
ゴルフやハイキングなどに最適な天気でした。
ところが、私達は一日いっぱい建築士の研修センターで受講と終了試験を受けてきました。

写真は今撮った北斗市本社裏から撮った夕日です。
天気がもったいなくて少し損したような気分に…
ファース本部から受講した私も含め7名全員が同じ気分になったようでした。
会社周辺を遠回りで歩いて帰ろうか…
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