連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

女性ホルモンと全身の臓器に対する作用記事のタイトルを入力してください(必須)

2016-06-16 11:22:23 | 学問
6月11日に、依頼されたみやぎ県民大学の講師をしてきました。
宮城学院女子大学が主管するということで
「女性たちよ!」<第7シリーズ 女性と健康・からだ編>4回の第1回目を担当し
タイトルは≪女性ホルモンと体の変化≫にしました。
コンセプトは、女性ホルモンは、生殖機能以外に、全身臓器に関わっている。胎生期の臓器発育に始まり、成長後も、全身臓器の維持に関わっている。
講師を引き受けたからには、女性ホルモンの臓器に関わる仕組みについて、時間の許す限り検索しました。
ネットでも閲覧できるようになっていたので引用させていただきます。日本呼吸器学会誌第37巻5号1999年、p359~p367 女性ホルモンと呼吸・循環調節 巽 浩一郎著のなかに、睡眠時無呼吸症候群の記述があり、肥満男性および閉経後の女性に多く認められている。高地での妊娠時の胎児のデーターから、”呼吸および呼吸調節において、男性ホルモンは悪で、女性ホルモンは善であるという印象を受ける・という記述に、思わずほほが緩み、
閉経後の骨粗鬆に関わるエステロゲンの作用機序では、破骨細胞が分泌するHIF-1α(hypoxia-inducible factor-1α)の働きを抑制することから派生して、この作用を抑制したがん治療の進展まで到達。

教えることは最大の学習意欲を呼び起し、その結果は大変に楽しく、良い機会をいただいたものだと感謝しました。

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