連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

アントラサイクリン、薬剤性心筋症臨床文献投稿受理までの長い道

2016-06-24 09:28:56 | 学問
2015年4月の投稿に始まり、拒否につく拒否の末、コメント付きの拒否となり、
コメントに対応して投稿し、1年以上経過した6月7日受理の連絡があり、20日に初稿。
母国語ではない英語のインターネットの投稿は、非日常の世界で、ストレスに満ちていた。

長い道のりの始まりは、

難攻不落の成人急性リンパ性白血病に対して治癒的治療法が確立した!と
治癒の希望に応えられるとの安堵感に満たされ始めた1990年

完全寛解持続、維持療法中止後も、社会復帰して生活を続けていく患者が徐々に増えてきた1990年、
獣医学部で、卒業研究で多忙な毎日を送っていたKMさんが、体調不良で8月下旬、
”呼吸が苦しい。だるい”を主訴。血液検査だけでは、再発は診断できないので、骨髄穿刺を実施し、
再発ではない(東北大学第3内科血液グループは、直ちにメイギムザ染色は実施し、(診断を可及的速やかにがモットー)ことが確認され、アントラサイクリンによる薬剤性心筋症による心不全!と確診。
大学入試を控えた、SM君も。息苦しい、だるいと受診。
東北大第1内科の二宮先生は、予定外でも直ちに心エコー検査を引き受けていただき、
東北大第1内科の、小岩先生、工学部の金井教授の共同研究に加えていただき、微妙な心筋細胞の障害を検知できるシステムを開発が始まる。

1995年から、工学部の研究室で試作機で、健常者の計測が始まり、一月後には、協力してくれる患者の計測が、工学部の研究室で始まり、

1998年、恩師宇塚、仙台血液疾患センターの経済的支援により、臨床第1号機が、外来診察室に搬入。
さらには、今回論文の共同著者である薄田さんも採用。
薄田さんの採用がなければ、今回論文投稿にこぎつけられる成果が出たかどうか。
経時的計測で、変化は一目瞭然なのだが、視覚的を変化を、PCの論理をアナログ表現にする術を著者であり、心筋症の早期発見を熱望している、齋藤はもっていなかったから。

近いうちに、掲載論文を閲覧していただけるようにします。

東日本大震災とか、そのほかの理由で、滞っていた、臨床研究も、投稿に向けて、蝸牛の歩みながら、始めています。




                                                                                                
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