どうせチンパンはオリンピックなんて見てないんだろ

水泳北島の金メダルの涙、金メダル目前で逆転した女子柔道の塚田さん、男子体操団体の逆転銀メダルなどなど、オリンピックを見ていれば印象に残った場面なんていくらでも言える。
「もう、すべて良かったです」なんて、結局全然見てないんだよ、この人は。
開会式で、日本選手団に立ち上がって拍手すらできないような人なんだから。

「もう、すべて良かったです」なんていういい加減なコメントで思い出したのが義務教育の頃のこと。
朝礼で校長が前日のマラソンで宗兄弟がデッドヒートした話をしたんだけど、あろうことかムネ兄弟って言っちゃったんだよね。
テレビでマラソン中継見ていれば、ソウ兄弟であることがわからないわけがない。
そんなつまらない昔話まで思い出しちゃった、今日この頃なのだ。

厳しい政権運営、首相の気晴らしは五輪観戦？
「もう、すべて良かったです」――。
　福田首相は１８日夜、首相公邸にこもり事実上のお盆休みをとった１３～１７日の５日間、北京五輪での日本人選手団の活躍ぶりをテレビで楽しんだことを記者団に明かした。
　首相は「五輪観戦は十分にした」と強調。印象に残った場面については、「たくさんある。（日本人選手が）メダルを取って感激することもある。しかし、メダルに関係なく、一生懸命やって、すがすがしい試合をしたのも拝見した」と語った。
　厳しい政権運営が続く中、休み中も多くの来客をこなすなど「仕事モード」だった首相にとって、五輪観戦は格好の気晴らしになったようだ。
（2008年8月18日21時05分 読売新聞）