迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

マスコミに疑問を持つきっかけとなった事件でした

2008年08月05日 | 社会
マスコミに疑問を持つきっかけとなった事件でした。
事件後の報道は、河野さんが犯人であるように書かれていたのですが、サリンが簡単に作れるものでないことがわかるにつれ、河野さん犯人説は影を潜めたのでした。
河野さんを犯人扱いしたマスコミが、河野さんに謝罪した記憶はないままです。
反省をしないマスコミは信頼されないマスゴミとなり、現在に至ります。

14年間、生きているのも、看病するのも大変だったでしょう。
ご冥福をお祈りします。
澄子さん死去、河野さん「ぎりぎりまで命を燃やし尽くした」
 1994年6月に起きた松本サリン事件の被害者、河野澄子さん(60)が5日午前3時過ぎに亡くなったことを受け、夫の義行さん(58)は同日午後、長野県松本市北深志の自宅前で記者会見し、「妻自身が生きる意義を感じ、ぎりぎりまで命を燃やし尽くした。ありがとうという気持ち」と語った。
 葬儀は7日に家族だけで行うという。
 義行さんによると、5日午前2時45分ごろ、澄子さんの入院する松本協立病院から「危ない状況」と連絡を受け、午前3時ごろ病院に到着。呼吸は止まっていたが、体は温かかったという。死因はサリン中毒による低酸素脳症が原因の呼吸不全だった。
 自宅に戻った遺体には、義行さんが「明るい色がいい」と、レースのついたピンク色のパジャマを着せ、「この曲で送りたい」と決めていたバッハの「ロ短調ミサ曲」を繰り返しかけたという。
 義行さんは「我が家にとって松本サリン事件は、妻が元通りになるかどうかという戦いだった。戦いが終わる時は、妻が治るか、亡くなる時。今日は我が家にとっての事件が終わった日になった」と話した。
8月5日20時20分配信 読売新聞