あえて言う、微妙な判定ではなかったか？ 内柴「僕は勝たなければいけない」

二大会連続金メダルの内柴選手、おめでとうございます。
偉業達成にけちをつけるわけではありませんが、微妙な判定だったのではなかったですか？
内柴選手は背中から落ちていたので、一本負けかなー、と思ったりしました。
これから、立場が逆であったなら、日本のマスコミは誤審だと騒いだりしなかったのかな？
シドニー五輪の柔道、篠原－ドイエ戦の時、日本人には篠原の内股すかしが決まったように思いましたが、判定はドイエに「有効」。
篠原は銀メダルに終わり、マスコミは大騒ぎしました。
私は今でもあれは「誤審」だったと思っているので、あの判定には納得していません。
だから、今回の内柴の判定に、あえて微妙だったと言うマスコミがあってもいいのでは、と思ってしまうのでした。

内柴「僕は勝たなければいけない」＝夢実現した前回王者〔五輪・柔道〕
　柔道男子で日本勢の五輪連覇は史上3人目。決して期待が大きかったわけではない66キロ級の内柴正人（旭化成）は、「僕は勝たなければいけない人間だと、ずっと思っていた」とプライドを胸に戦った。一問一答は次の通り。
　－決勝を振り返って。
　どうやって勝ったのか、よく覚えていない。家に帰ってビデオを見たい。
　－2005年以降、なかなか勝てなかったが。
　正直、勝てない時間がすごく長かったけど、現役をやめていないということは、この日を夢見てきたということだと思う。夢は実現するもの。北京五輪でチャンピオンになると、ずっと思っていた。
　－日本柔道が世界で通じなくなっていることに対して。
　日本の柔道に自信を持ってやってきている。この柔道を貫き通せば勝てる自信がある。（北京五輪では）自分が何が何でも代表になり、自分の柔道が世界に通じるところを見せたかった。
　－五輪とは。
　夢の舞台。勝つ理由が一番強い人が勝たなければいけない。僕は勝たなければいけない人間だと、ずっと思っていた。
　－今後は。
　家族と旅行に行きたい。大幅な夏休みを取り、まだ柔道に熱いものがあればまたやるし、うんざりしていればやめてしまうかもしれない。（北京時事）
8月10日23時28分配信 時事通信