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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お疲れねえ・・・

2010-05-15 20:00:51 | ひとりごと
 今日は親戚のお茶摘を午前中手伝った。小太郎くんの家なので、リュウも一緒に行く。
 犬は犬同士遊ばせておいて、大人は茶摘をしたのだが、リュウは姿が見えないと不安そうに鳴いた。小太郎君はまだ小さく放し飼いなのでリュウと遊んでは日陰で休んだ。リュウも影に入ればいいのだが、どうしても気になるらしく茶畑ばかりを覗いていた。
 「リュウ、暑いから陰に入りなさい。」
茶摘をしながら何度も声をかけた。すると
 「お前が声をかけるけん、気になるんじゃわ。」
とキヨちゃんのもっともな突っ込み。そこで後半は私はお茶を運んだところで、選別(枯れ葉や枝、蓑虫やごみなんかを拾い出す)をしたり、お茶の葉が焼けないようにひっくりかえしたりをした。
 全部摘んだわけではないが、とりあえず午前中でお仕事は終了。おばちゃんの美味しいカレーライスとサラダをいただいて、お手製の蒸しパンも食べて帰った。
 暑かったので大急ぎでリュウに水浴びさせ、私もシャワーを浴びて大阪からのお客さんを迎えに行った。ツバメの糞攻撃でひどく汚れた車だったので、途中洗車場でこれまた大急ぎで水洗い。
 キヨちゃんに頼まれた松の木の消毒薬を買い、おばちゃんたちを車に乗せた。明日はピンクの四十九日なのだ。途中キヨちゃんに頼まれた消毒薬を渡してから親戚に向かったのだが、おばちゃんに挨拶に出てきたキヨちゃんは満面の笑顔で
 「お土産ありがとう!」
と消毒薬を高々と振り上げた。
 「お土産・・・買ってないよ。」
おばちゃんの小声は届くはずもない。
 おばちゃんを送り届けてしばらく話をする。明日の準備を何か手伝うつもりだったが、特に何もなさそうだったのでそのまま帰ってきた。すると今度は香川県の姉ちゃん親子が、歩いて我が家あたりまで来ていた。せっかくなので家でお茶でも飲んでもらって、また送り届けた。
 明日はピンクの四十九日。今夜はしっかり寝なくちゃ。リュウもお疲れですでに寝ているが、キヨちゃんも私もお疲れねえ・・・である。

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お茶摘み

2010-05-13 20:10:31 | ひとりごと
 先日雨で茶摘が出来なかったので延期したのだが、次のお休みも雨の予報。その次はピンクの四十九日で、次まで待つとお茶が硬くなるということで急遽無理を言って半日お休みを貰った。親戚の人も沢山手伝ってくれたので、何とか午前中に済ませて仕事に出ることが出来た。
 朝寝坊したら困るから5時に起こしてくれと言ったキヨちゃん。私が4時半に起きるともう起きていた。6時半からの予定だったが、みんなが来るまでに少しでも進めたくて畑には6時に行った。

 お茶は茶処の人なら知っているだろうが、茶の葉が開いてしまっていないものが上茶だ。上3枚の内1枚が、ぴんとした2枚の葉の真ん中で芯の様になっているのがいい。今年のお茶は開いているものが多い。まあ、売り芽にするわけではないので良しとする。売る場合、芽の形、やわらかさ、手で摘んだか違うか、つんだ時期などなどで全然値段が違ってくるのだ。
 摘んだお茶は日のあたらない場所に一旦広げる。

このまま放っておいたら熱を持ってお茶の葉が焼けてしまうので、時々混ぜて上下を返さなければならない。摘んでは運び、運んでは広げ、広げては混ぜる。
 それからようやく袋詰めして茶工場へ運ぶのだ。ここからは重さを量って、工場にお任せ。工場の人はこれから交代で寝ないで世話をするようになる。詳しいことは分からないが、家でしていた頃は何日も寝ないで、混ぜたり蒸したりこねたりしたらしい。
 お茶に限らず農作物は1年畑の世話をして、やっと収穫できる。私の代にはすたってしまうだろうなあ・・・。自分で摘んだお茶を飲みたいが、1年中ちゃんと世話をしたうえで茶摘をする自信がない。
 このあたりはみんな働きながら畑をして、ぜんまいだお茶だの収穫もする。つくづくすごいなあと思う。私なんて主婦すら気が遠くなる。ま、結婚できないわけだ(笑)。

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お花がいっぱい

2010-05-11 18:25:14 | ひとりごと
 今日は本当は茶摘の予定だったが、生憎の雨と思うように伸びてないので延期となった。最近はキヨちゃんも手摘みがしんどくて、業者まかせだったが、今年は機械にかかるほど伸びてないので、手で摘むしかないのだ。私も久しぶりに手伝う予定なので、次のお休みは茶摘だ。 午前中にリュウとキヨちゃんと小太郎君に会いに行った。少し遊んでおばちゃんに美味しいお赤飯と高菜のお漬物を貰って帰った。
 そのまま私は買い物に。主に洗剤類が切れていたのと米が切れていたのでそれらを買いに行ったのだが、仏壇のお花やお供えも寂しかったので買いに行った。
 そこできれいな紫のカーネーションを見つけた。

他にも紫のカーネーションはあったが、この花だけ別格な上品さがあった。恐る恐る値段を聞いた。
 「これ、ブランド物なんですよ。350円。」
おおお!さすがに高い。この時期カーネーションは普通のでも150円する。しかし350円とは高価だ。しばらく他の花も見ていたが、どうしても気になる。次の日曜はピンクの四十九日でもあるし、どうしてもお供えしたくなった。奮発してガーベラなんかと混ぜて2本買った。
 父にはちょっと可愛そうだが、姉ちゃんに譲ってもらうことにして、ピンクのカーネーションとひまわりにした。

 全部で2058円。すると、店のお兄さんがオレンジのカーネーションをざっくり掴んで
 「古いからあんまり持たないボロだけど、挿す?」
とたくさんただでくださった。この店では前にもバラを沢山いただいた。アレンジなんかすると、奥さんが
 「挿し木するといいわ」
と切ったバラの枝をわけてくれたりする。ありがたい話だ。

 店の人はボロだと言ったが、十分に綺麗な花であんまり沢山だったので半分はピンクの家にもあげた。(写真は半分)
 お花が一杯で、お花屋さんの気持ちが嬉しくて、大満足な一日。

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我が家残酷物語

2010-05-10 22:40:02 | ひとりごと
 今日は朝から雨だった。くろべえは早朝散歩から戻ってきた。私が洗濯を干したり、身支度をしている間キヨちゃんのそばで座っていたが、いつの間にか別の場所に移っていた。
 キヨちゃんは新聞を広げていたが、私が席に着くと朝食を食べようと新聞をたたんだ。ふと何気なくキヨちゃんの座っているそばを見ると、くろべえが嘔吐したらしい塊があった。
 「母ちゃん、そこ!」
こういう時、キヨちゃんは絶対に触れない。マムシが出たら退治するくせに、気持ち悪いものには尻尾を巻いて逃げるのだ。
 決して私が得意なわけではないが、とにかくそれを片付けて消毒するしかなかった。ドライフードや毛玉に草まで混ざっている。慣れた手つきでせっせと片付けていた私が、それでも
 「うわ!」
と一瞬目を閉じた。
 なぜなら、その塊の中から小さな手がニョキッと出ていたからだ。ね・・・ねずみだろうな・・・。
 一日の始まりがこんな日は、終業時間滑り込みのお客さんや急患などで結局2時間以上残ってしまった。ああ、残酷物語・・・。

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何とかいう貝

2010-05-08 21:27:49 | ひとりごと
 今日仕事から戻ると、いつもお魚をくれるお隣が、今日は潮干狩りに行ったからとすごく沢山の貝をくれていた。キヨちゃんが調理しているところで、テレビなんかでは見たことがあるが本物は初めて見た鉛筆のように長い貝だ。
 見たことないのでどうして食べるのかも分からなかったが、茹でてからバター炒めにすると美味しいと教えられて、キヨちゃんが作ってくれた。お汁に炊いても美味しいと言うことだったが、今回はバター炒め。とても濃厚で美味しかった。明日が休みなら是非とも「一杯」やりたい味だった。
 本当は貝の写真を撮りたかったのだが、リュウの散歩中にすっかり調理されていたので、身だけの写真・・・ちょっと見た目が悪いかな。
 しかし、子供の頃潮干狩りでこんな貝には出会わなかった。普通に採れるのだろうか。名前もキヨちゃんは聞いたらしいが、当然覚えていない。何て貝かみなさんご存知ですか??

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リュウくんの仕事ぶり

2010-05-06 22:28:26 | ひとりごと
 子犬の名前が決まった。小太郎(漢字は不明)君らしい。今日は子守の様子を少しアップ。

遊んでぇ・・・・。このあたりはリュウも余裕がある。




激しい遊びに応えるリュウ。




そして・・・。背中に乗られて、遠くを見つめるリュウ。今夜も爆睡間違いなし。




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黄金週間

2010-05-04 23:09:32 | ひとりごと
 世間はゴールデンウイークである。観光客が多いので、通勤時間も遠い人はハラハラしていることだろう。今日も同僚が
 「おっそい車がダラダラ走ってた。煽ったらだいぶよけてくれたわ。」
と、介護職にあるまじき(笑)発言。
 この休みを利用して、入院中の担当様が外泊を試した。彼女は末期癌との診断が出ており、余命を3ヶ月と切られてからの介護申請だった。ところが、それから半年。更新申請の時期が来て、腫瘍マーカーはどんどん数値を下げている。すごい生命力だ。
 勿論体力は落ちているが、早く退院してデイサービスに行きたいとはりきっている。困惑しているのは家族だ。
 当然彼女が余命を永らえていることは喜ばしい。ところが、田舎の家は出入りすることも病人には困難なのだ。田舎の家は長い坂道を自分の足で登らなければならない。車はおろか車椅子も入れない。迂回路もない。
 退院してきて終わりならいいのだが、(つまり家で何らかの介護を受けるだけなら)本人は自分の状態を知らず、家に閉じこもることを嫌う。来週には何とか方法を検討しなくては。
 ゴールデンウイーク。介護職も介護している家族も介護される人も・・・。関係ない。

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リュウ子守をする

2010-05-02 22:10:19 | ひとりごと


 親戚にかわいい子犬がやってきた。まだ2ヶ月で心細そうにしていた。リュウはもう少し大きくなってから我が家に来たが、慣れるまでしばらくかかった事を思い出す。
 夕べお邪魔したときに、少しリュウに会わせておいた。リュウはちょっと顔を舐めた。ちびちゃんも(名前はまだ)怖がっている様子はなかった。
 

 今日は休みだったので、リュウと歩いて親戚まで行った。キヨちゃんも畑まで歩いたので途中木陰で休憩しながらだ。日差しが痛いほどだった。今年はお天気が定まらずいつもなら始まっている茶摘が、どの家もめどが立たない。まずまず茶の芽が出ている畑を見ながら、この家はそろそろだねえ・・・などとキヨちゃんと話した。
 親戚ではちびちゃんは車の下でプルプル震えていた。夜は家の中だが、夕べは夜鳴きしておじさんもおばさんも寝てないと言う。呼び出してリュウに会わせてみた。もともと穏やかな性格で、犬が大好きなリュウだから大丈夫だとは思ったが、ちびちゃんが怯えるかもしれないし激しく歓迎して驚かせてしまうかもしれないと少し心配した。
 しかし、リュウは静かに顔を舐めたりお尻を舐めたり、自分のお尻を確認させたりしてちびちゃんの機嫌をとった。顔を舐めているあたりからちびちゃんはしっぽを振っていたが、その内はしゃいで一緒に遊び始めた。慣れてくるとリュウの背中に乗ろうとしたり、もぐりこんでみたり。(携帯もデジカメも忘れて写真が撮れなくて残念)
 帰るときには鳴いて追いかけて後ろ髪引かれるようだった。お父さんのように思ったのかもしれない。しかし、その犬同士の遊びがきっかけで緊張が解けたのか、おじさんやおばさんとの距離も縮まったらしい。今夜はとなりの孫たちが遊んでくれるらしいからぐっすり眠れることだろう。
 ちなみにうちのリュウも子守に疲れてぐだぐだに眠っている。どんな夢を見ているのかな?



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もったいない、もったいない

2010-05-01 21:18:44 | うちのキヨちゃん
 もったいない党党首であるキヨちゃんが、リュウの犬小屋に大枚をはたいたのはびっくりである。それこそ本人にとっては「清水の舞台から~」であろう。一瞬
 「半分払う」
も、この前の温泉事件のようになるのでは・・・と思ったが、すぐにキヨちゃんは支払ってくれた。
 リュウはせっかくのコテージにまだ慣れない。でも、少しずつ怖くなくなり覗き込んだりするようにはなった。まあ、そのうち小雨でも降れば、入るようになるだろうと考えていた。
 そんな事を考えているうちに、昨日急な雨になった。雨の時間は短かったので通り雨だろう。仕事をしながら
 「ああ、今日はリュウは犬小屋を使ったかな・・。」
と考えていた。
 ところが仕事を終えて家に戻ると、犬小屋が消えている。探してみると屋根のあるところまで移動していた。この犬小屋は30キロ近くある。当然運んだのはキヨちゃんだろう。運ぶのも大変だったはずである。
 「なあ、犬小屋何で動かしたん?」
キヨちゃんに聞くと、得意そうにこう言った。
 「雨が降ってきたけん。濡れたらもったいないと思って・・・。重かったあああ。」
・・・・・・。意味ないじゃん!!!!恐るべしもったいない党。 にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください
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