goo blog サービス終了のお知らせ 

すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

耳が遠いし、記憶が混ぜこぜだし、そのくせ自信たっぷり。

2025-04-12 16:58:23 | うちのキヨちゃん
 今日はカラオケの日だった。キヨちゃんはもっぱら聞く専門だが、誰の歌にも感動し手を叩き、
 「上手い!すごい!」
 「良かった!感情がこもってる!」
と絶賛するので「いいお客」だとは思う。
 さて、今日は近所のおじさんにどうしても話したいことがあるからとカラオケが始まる前にそばに寄った。内容は昔話で、キヨちゃんが言うにはおじさんのお父さんが急逝された時、急いで軽トラックで向かうその姿を今でも覚えていて、どんな気持ちで向かっていたのかと思うと今でも胸が締め付けられる・・・と言うような内容だった(おそらく)。
 何でも昨夜古いアルバムを引っ張り出して見ていたら、その頃の写真が出てきて思い出したのだと言う。しかし、おじさんが言うには、
 「いや~、確かにその頃その現場(仕事)にはおったけど、その頃はわしはまだ車の免許とってなかった。その後九州に行ってから取ったけん、車を運転するはずがない。」
と言う。
 あ~、ほんなら私の記憶違いじゃなあ~とはならないのがキヨちゃんである。当の本人が違うと言っているのに、
 「うちは覚えとるんじゃ。写真もある。」
と言う。と言うか、一体どんな写真なのだろう?例えばおじさんが車に乗っている写真だとして、それが当時の物かどうか?
 あんまり言うものだから仕舞いにはおじさんは、キヨちゃんの耳が遠く話が通じないと思ってか、わざわざメモに書いてくれた。
 帰ってからそのメモを読んで説明したが、
 「まあ、ええわ。今度写真持っていく。」
と言う。 
 何だろうなあ・・・この自信。ま、写真があるならおのずとどういうズレがあるのか次には分かるだろう・・・。

*お花見団子。

     

 介護ブログ 介護職へ ここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 背中の痛み。 | トップ | 春一番?強めの風雨。 »

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふくだ)
2025-04-12 19:14:20
全部が全部、思い違いではないと思うのですが
キヨちゃんの記憶の中では、一枚の写真のように
記憶が書き増している部分もあるのでしょうねー。
返信する
ふくだ様 (すずしろ)
2025-04-13 21:01:57
そうですねえ・・・。色んな記憶がごちゃ混ぜになるんでしょうか?で、思い込んでいるので納得いかないのでしょうね。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

うちのキヨちゃん」カテゴリの最新記事