すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ピンクが心配

2010-03-17 20:38:55 | ひとりごと
 熱を出した翌日には熱も下がり、パンとミルクを食べられたと聞いたので安心していたが、今日訪ねるとまた食事が摂れなくなっていた。主治医の往診を受けたが、注射針でさえなかなか刺さらない。点滴は出来そうになかったらしい。医師からはIVH(中心静脈)のルートを確保して、高カロリーの輸液をいったほうが良いのではないかと提案された。姉ちゃんひとりでは決めかねる。今夜家族で相談だろう。
 訪ねたときプリンを何とかひとつ食べられたが、目も開けない。声掛けに返事もない。プープーと吹く様な呼吸も気になる。ゴロ音も少しあったが、口内を拭いたら治まった。
 関西にいるピンクの娘に電話すべきか、姉ちゃんは悩んでいた。心配をかけるだけだから・・・と。実はおばさんも目が見えず、足の調子も悪い。だからなのだ。しかしピンクの歳を考えても、いつどうならないとも限らない。もしもの時、知らなかったでは悲しすぎる。いとこにメールで知らせる。
 ほどなくいとこから電話がある。
 「少し良くなってるって聞いてたのに」
 「うん。先月の25日までは歩いてトイレに行けよったんよ。その後寝付いて。それでも前よりはご飯も食べられるようになっとったんよ。この土曜日に高い熱が出て、それでも翌日には下がって、パンも食べたって言いよったけん、ほんまにここ数日で悪くなった感じなん・・・。」
 「・・・分かった。ママには私から話す。・・・何とかして会いにいきたいよ。」
・・・。父ちゃん、ばあやんを守って。

2010/3/17の記事
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良くなりますように (マギー)
2010-03-18 09:50:41
それは心配ですね。
また、持ち直して食べられるようになると良いですね。
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マギー様 (すずしろ)
2010-03-19 23:07:38
実は入院しました。何とか乗り越えて欲しいです。
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