すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

小太郎君の状況。

2024-09-14 22:10:35 | ひとりごと
 夕べはあまり動こうとせず心配したが、今朝3時頃様子を見に行くと自分で犬小屋に入っていたので少しほっとした。しかし、6時頃に行ってみると小屋から離れた場所でへたり込んでいる。見るとそこここに軟便が落ちていて、足腰が弱った小太郎君はその周辺でふらついたりしたのだろう、そしてその場にへたり込んだのだろう。足や体が便汚染していた。
 元々闘病中で皮膚の状態も悪いので、また体力の心配もあって長らくシャンプーしていなかった小太郎君の体はかなり汚れている。本当ならお風呂に入れたいくらいだが、それこそ体力の問題もあり、それにしてもそのままと言うわけにもいかず、2リットルのペットボトルにお湯を入れてキャップに千枚通しで穴をあけた簡易シャワーを使い、横たわったままの小太郎君の足などをまず洗い、身体もなるべく便で汚れている所だけを洗い流してタオルドライした。
 毛布を来た時同様体に敷き込んで引っ張って小屋のそばまで移動。落ち着いてから食事を与えてみると食欲はあるようで、匂いが分かるとしっかりと食べられた。
 朝お姉ちゃんに電話して様子を伝え、必要な物を買いに行きたいがその間の急変が不安なので、帰る前に少しいて欲しいと頼んだ。
 おばさんとキヨちゃんが話している間、お姉ちゃんに小太郎君を頼んで私は買い物に。本当は紙おむつが欲しかったのだが、サイズの合うものが隣町では3軒回っても無かった。
 時間が無いので仕方なく戻ってみると、何とか立って排泄出来ていた。少しお尻を拭いてあげて、おむつは様子を見ることにした。
 もしかしたら、おじさんもおばさんも状況が変わっていたので、本当の所は本人たちが話していたのとは違うのかもしれないとお姉ちゃんも推測していた。つまり十分な食事などがあげられて無かった可能性もある。朝晩近くまでトイレに連れて行っているというのも、おそらく思い込みで、ご飯ももしかしたらあげたつもりの日があったのかもしれない。
 勿論長らく病気をしているので体力が落ちているのは本当だし、決してこれで治るものではないが、食欲があるのだし、少しでも体力が回復すれば身体も楽になるのではないだろうか。
 今日は食事を小分けにしてミルクなども織り交ぜながら与えてみた。食事は殆ど首だけ挙げて食べる状態で、排泄以外はほとんど寝ている。呼吸も早いので何度か心配で見に行った。
 夕飯の後になって、小屋のそばだがたくさんおしっこをしているところに出くわした。気の毒そうに何とかしようとしていたので、声掛けしてその場は水で流した。
 もう少し体力が回復して少しでも歩いて排泄に行けたら、きっと気分も違うのだろうけど。とにかく、まずは体力。

*シフォンケーキ。

     

     


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