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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

2時間特訓!

2021-09-15 22:38:47 | ひとりごと
 新型コロナウイルスの影響で、敬老シーズンだが今年も地元の敬老会は軒並み中止だ。施設にしても面会すらままならない状況であるが、せめて職員だけでも敬老のお祝いをしようと言うことになった。
 内容は施設側が色々考えてくれているが、私たち在宅組も人出がいるので出来ることは手伝いに出る予定だ。
 さて、昨日施設側から当日の手伝う場所を知らされたのだが、その中で私に、
 「踊り浴衣を借りられたんよ。当日着付けを手伝って。」
とオファーがあった。
 それを聞いてびっくり。と言うのも、確かに着付けは習っていたが、本当にずいぶん前で、しかもここ数年は不幸が続いたりで、そうでなくてもお正月しか着なかった和服なのに、本当にもう何年も着ていない。そしてコロナ以降祭りもないので浴衣すら着ていない。
 しかも、自分で着るのと着せるのでは大違いだ。誰かに着つけたのなんて、父が死んだときにキヨちゃんに喪服を着せたのが最後くらいじゃないだろうか・・・。そしてそして、踊り浴衣は着せたこともない。
 「半幅帯だけど、お太鼓みたいに出来ないかな?」
 と言うことで、夕べは夜中の2時までやっさもっさと頑張ってみたが、忘れているうえに、やったことが無いのだから、もうプレッシャーである。
 それで、たまたま休みだった今日、ご無沙汰しまくりの着付けの先生に電話してSOSを出した。
 「17時以降なら大丈夫よ。」
と急な無理なお願いを快諾してくださった先生に感謝である。
 事情をキヨちゃんに話し、早めにキヨちゃんの夕飯を準備して出かけた。
 久しぶりのお稽古。本当に忘れていることが多かったが、基本中の基本。襦袢の着付けからおさらいした。さらに、
 「踊り浴衣なんだったら、三つ花結びの方がいいから。」
ともうすっかり忘れていた帯の締め方もおさらいした。

     

 マネキン相手に2時間格闘。何とかスムーズに着せられるようになったが、果たして土曜日まで覚えていられるだろうか・・・。

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コメント (3)
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