すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

久しぶりの憧れのDr.との再会。

2020-10-21 15:38:51 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんの主治医は松山市内にいる。と言うのも、キヨちゃんの後縦靭帯骨化症の執刀医だからで、手術のあと数年で松山の実家の病院を継がれたからだ。
 常に通うのは無理なので、年に数回診てもらい、後はかかりつけ医に診てもらっていたが、このコロナ騒ぎで1年近くご無沙汰していた。
 しかし、リハビリの指示書も書いてもらわなくてはならず、今日くりりんも休みを取ってくれ、3人で松山に出かけた。
 久しぶりに先生に会えるキヨちゃんは遠足状態で、おやつや飲み物も車に準備。高速を使って2時間半、早かったらもう少し早くつく計算だが、キヨちゃん的には5時間ほどかかると思っていた。
 朝早い時間に食欲のないキヨちゃんには、途中コンビニでおにぎりを買い、車中で朝ご飯と内服をしてもらった。病院到着は10時。患者さんは多かったものの、コロナ対策か診察はどの方も短めで、キヨちゃんの順番もすぐに来た。もう、顔を見るなり涙ぐむキヨちゃん。会いたくて会いたくて仕方なかったDr.である。先生と会うだけで元気を貰える、こんな先生に巡り合えたのはキヨちゃんはラッキーである。
 「お元気そうで良かった。お元気でいることは訪問看護の看護師さんから報告を貰っていたから知ってたけど、お変わりないですか?」
 「実は先生、コロナのステイホーム自粛のストレスもあって、ちょっとお酒過ぎまして、肝臓が引っ掛かり、今禁酒中です。」
と先生の問いに私が小声で答えた。
 笑いながら、
 「ようけお酒飲んでたのかな?」
そう聞くDr.だが、キヨちゃんは多分胸いっぱいで聞こえていなかった。
 それから触診。
 「確かに反応は少しずつ進行しているようだけど、まだまだ大丈夫。また時々でいいから顔見せに来てね。」
先生は笑顔でそう言ってくださった。
 良かった。これでしばらく元気でいられる。
 本当は帰りに近医でインフルエンザ予防接種もしたかったのだが、うっかりしていたのとキヨちゃんも疲れていたので日延べすることにした。ただ・・・、ワクチンが品切れになる不安はある・・・。しかし、私ももう休みがないので、どうにもならない。
 まあ、なるようになるか・・・。

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コメント (3)
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