他人ごと・・・な連中

　仕事の話、しかも嫌な話や悪口は出来るだけ書かない・・・と心に決めているが、どうしたって腹が立つこともある。
　守秘義務もあるので当然正確なことは書けないが、今日イラッとすることが重なって、ちょっと切れて職員に暴言を吐いた。
　まあ、暴言を吐いた相手が「偉い人」の何であるから、冷遇されるかもしれないが知ったこっちゃない。
　あるご病気の方には、医師の指示で食事の制限がある。当然医師から指示書が出ており、それを元に栄養士がカロリー計算し、厨房に伝える。
　これが双方の確認ミスで療養食が出されていなかったという。幸い健康にどうこうというレベルではなかったのだが、再発を防ぐためにカンファレンスをするというので、本来は混ぜて欲しいところだが施設ケアマネもいるので、結果を文書で報告してほしいと言った。
　すると、
「私は出ないから分からない。」
ときた。
　はあ～？である。そうでなくても仕事をしない彼女だが、あまりに他人ごとなのでかなりきつめに意見したが、どこ吹く風である。
　それでも、不味いと思ったのかカンファレンスには参加し、私も誘ってくれた。
　ミス自体は単純で、栄養士が厨房に伝え忘れたと言う事だが、再確認を怠ったと繰り返し詫びる厨房に比べ、そもそもの原因を作った若い栄養士は、
　「私が伝え忘れました。」
とは言うものの、すいませんなどの言葉は一切ない。
　施設管理者は管理者で頓珍漢な質問はするわ、かと思えば施設の「偉い人」は、自分はお前たちを信じていただけで知らなかったと責任転嫁。しかも気にしているのは書面上の事ばかり。
　そうではなくて、まず健康やお命にかかわることだから…と思う。
　ミスしない人間はいない。しかし、何故こうも他人ごとなのだろう。会議録を作る気もなさそうなので、私が作る気でいたが、さすがに作れと言われたらしく、
　「私が書きます。」
と施設ケアマネ。
　「ひやりハット報告書ですかって聞いたら、始末書だって言われた～。でも、会議録でいいって。」
・・・・・。
　始末書が会議録になる意味が分からない！
　親友ナースよ！辞めて正解だよこの会社！！！！


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