すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

さんまさん、ありがとう!

2010-09-22 22:11:24 | ひとりごと
 今日はデイサービスの監査だった。居宅もいずれあるから、同席して見学しろ・・・とのことだったので、手分けして監査に参加した。
 半日はそれで潰れるので、残業は必至。キヨちゃんには
 「今日も遅くなる。」
と言って出勤した。
 仕事はどんどん忙しくなる。残業は当たり前で、当然手当てなんかない。勤務時間内に出来ないのが悪いのだろうが、どうやっても追いつかない。しかも、相談や新規契約や調査などの仕事に追われて、本来の業務が滞っているくらいだ。
 キヨちゃんが心細がるので、あんまり残業しないようにしても、常に1時間以上は当たり前で、最近は2時間以上になる。でも、少し頑張ってある程度しておかないと、月末なのに絶対に終わらない。いや、頑張っても出来るかどうか恐ろしく不安なのだ。
 20時15分、キヨちゃんから携帯に電話。
 「何時だと思ってるんじゃ!大概にしない!」
と私の言い分も聞かずに、ガチャリ。
 ・・・・。私だって残業なんかしたくないんだよ。残業続きのほかの部署の同僚が
 「家庭崩壊する・・・」
と言っていたのを思いだす。
 どうせ、今急いで仕事をあきらめて帰っても、キヨちゃんは怒ったままだろうからと、21時まで頑張った。結構はかどったけれど、まだ先が見えない・・・・。
 家に着くと、キヨちゃんは少し落ち着いていたけれど、まだ気まずい雰囲気だった。食事をいつもは食卓でするのを、キヨちゃんがテレビを見ているそばで食べた。ちょうど、さんまさんの「ほんまでっかTV」をしていた。
 そのテレビを観ながら、キヨちゃんは大笑い。一緒に笑ったお陰で、気まずさがなくなった。
 ありがとう!さんまさん!
 母ちゃん、ごめんね。私も本当は早く帰りたいよ。でも、仕方ないんだよ・・・・。


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コメント (4)
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