〈『ナーサルパナマの謎』(入沢康夫著、書肆山田)の表紙〉
鈴木 実はある時、『「ヒドリ」か「ヒデリ」か』という私の本があるのですが、欲しかったならばお送りします、という意味のコメントを入沢先生が私のブログにして下さったことがあったんだ。
吉田 えっ、まさか。そんなことがあったのか。何で今迄黙っていたんだよ。
鈴木 なんか、ちょっと言い触らすのもな。でも、そろそろこの機会に後々のために言っておいた方がいいのかなとも思っている。
荒木 そして当然お前のことだ、厚かましく頂戴した。
鈴木 そりゃあ、賢治研究の第一人者から、名無しの権兵衛とも言える私に御高著を頂けるなんてあり得ないことだから、二つ返事で素直に頂いた。
ほら、これが入沢先生から頂戴したそのものだ。
【『「ヒドリ」か「ヒデリ」か 宮沢賢治「雨ニモマケズ」の中の一語をめぐって』の表紙】
〈『「ヒドリ」か「ヒデリ」か 宮沢賢治「雨ニモマケズ」の中の一語をめぐって』(入沢康夫著、書肆山田)〉
吉田 凄いじゃないか、鈴木。やったな。
荒木 でもそれって、お前が自分で買ったものだ……ということはまさかないよな。
鈴木 まあ疑り深い荒木のことだ、そう思うのも無理はない。でもほら、その見返しを見てくれ。
【『「ヒドリ」か「ヒデリ」か 宮沢賢治「雨ニモマケズ」の中の一語をめぐって』の見返し】
〈同上〉
荒木 じゃじゃじゃたまげたな、本物だ。これはこれは、大変失礼いたしあんした。それにしても、なんで遠い岩手に住む、全然知りあいでもない一老人の鈴木にわざわ恵与して下さったのだろうか。
吉田 もちろん、鈴木にはその心当たりがあるんだろう。
鈴木 うん、実は多少、ないわけでもない。
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賢治の甥の教え子である著者が、本当の宮澤賢治を私たちの手に取り戻したいと願って、賢治の真実を明らかにした『本統の賢治と本当の露』
〈平成30年6月231日付『岩手日報』一面〉
を先頃出版いたしましたのでご案内申し上げます。
その約一ヶ月後に、著者の実名「鈴木守」が使われている、個人攻撃ともとれそうな内容の「賢治学会代表理事名の文書」が全学会員に送付されました。
そこで、本当の賢治が明らかにされてしまったので賢治学会は困ってしまい、慌ててこのようなことをしたのではないか、と今話題になっている本です。
現在、岩手県内の書店での店頭販売やアマゾン等でネット販売がなされおりますのでどうぞお買い求め下さい。
あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,620円(本体価格1,500円+税120円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
電話 0198-24-9813
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