
子どもたちには創られた賢治ではなくて、本当の賢治を教えませんか。
さて、昭和2年5月9日付けのあの八篇の賢治の詩の多くは、花巻電鉄鉛線に乗りながら詠んだものであろうことに気づいた。ちなみに、その線路や駅は当時どうだったのかというと、下図のようなものであったという。
【地形図に見る花巻電鉄】(『花巻電鉄(上)』(ネコ・パブリッシング)6から7p)

【花巻電鉄鉛線】(「花巻市民の家」に設置してある、トップの写真「想い出の花巻電鉄」の案内板より)

【花巻電鉄鉛線時刻表(大正15年)】(同案内板より)

そこで私は、その日と同じ月日の(今年2022年)5月9日、県道12号線を花巻市内から大沢温泉まで車で走りながら、その時賢治が目にしたであろうような素材を探してみることにした。というのは、花巻電鉄鉛線はこの県道12号線を走っていたからである。

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