みちのくの山野草

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堀籠文之進のふるさと訪問(12/5)

2018-12-10 14:00:00 | 賢治関連
 この12月5日、堀籠文之進の日記等に関して確認するために、宮城県の大衡村の村役場を訪ねた。それは特に、本来は彼の日記が存在していたというのだが、それが行方不明になったと聞いているので、その後どうなっているのだろうかと思ったからだ。ところが、同役場では堀籠文之進のこと自体が殆ど知られていなかった。
 そこで次に同村の図書館を訪れてみようと思ったのだが、同村に村立の図書館はないという。ただし、あるとすればそのような資料関係は役場の隣の公民館にあるかもしれないというのでそちらも訪ねてみた。ところが、そこでも堀籠文之進のことはあまり知られていなかった。ただし職員の方はとても親切であれこれと探してくださったのだが見つからなかった。まして、文之進の日記のことは何一つわからなかった。
 ならば最後の切り札、ということで堀籠文之進の生家に向かった。 
《1 この辺りが文之進の生家のある場所だという》(平成30年12月5日撮影)

近くの方に伺って、その生家はわかったのだが留守だった。
 なお、同行した地元の方も、かつて自分もそのことが気になって生家を訪ねたことがあったのだが、その際も日記はなかったと教えてくれた。
 それからその方が、道路を挟んだ生家の反対側の
《2 この山は文之進の生家がかつて持っていた山》(平成30年12月5日撮影)

で、今は寄附されて「万葉の森」と呼ばれている、ということを教えてくれた。やはり、当時「盛岡高等農林学校」へ進学するような人物の生家は相当の金持ちとか地主だったのだろうということが容易に窺えた。

 はてさて、それにしても、「堀籠文之進日記」は今どこでかくれんぼしているのだろうか。

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2 コメント

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Unknown (堀籠)
2022-08-02 08:36:45
はじめまして。
たまたま見かけたのでコメント入れさせていただきます。
ここに載ってる民家の写真は、文之進の実家ではありません。
返信する
ご教示ありがとうございます (堀籠様へ)
2022-08-02 09:01:51
堀籠様 
 お早うございます。
 この度はご親切にご教示いただきありがとうございます。
 これからも、私の投稿に関しまして間違い等がありましたならば、どうぞ御指導ください。
                     鈴木 守
返信する

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