みちのくの山野草

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大正15年7月に賢治が詠んだ詩

2016-09-25 09:00:00 | 賢治の詩
<『新校本宮澤賢治全集第十六巻(下)・年譜篇』(筑摩書房)よりカウント>
 では、大正15年7月に賢治が詠んだ詩はどのようなものがあったのか。『新校本年譜』によれば、
七月八日(木) <井戸>
七月一四日(水) <風景> <〔アカシヤの木の洋燈から〕>
七月一五日(木) <〔驟雨はそそぎ〕>
七月二五日(日) 盛岡啄木会の招きで講演のためにきた白鳥省吾・犬田卯が賢治訪問の希望を持っており、手紙で連絡があった。賢治も承諾の返事を出していたが、この日断りの使いを出す。使者は下根子桜の家に寝泊まりしていた千葉恭で午後六時頃講演会場の仏教会館で白鳥省吾にその旨を伝える。
ということで、四篇の詩を詠んでいることになる。

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