第二章 ｢羅須地人協会時代｣終焉の真相 ｢演習｣とは何か

《松田甚次郎署名入り『春と修羅』 (石川 博久氏 所蔵、撮影)》 　続きへ。 前へ　。 〝 『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』の目次（改訂版）〟へ。 **********************************　なお、以下は今回投稿分のテキスト形式版である。************************** 第二章　｢羅須地人協会時代｣終焉の真相 　ずっと以前から疑問に思ってき . . . 本文を読む

光太郎の山口での自炊生活（食材探し）

〈「雪白く積めり」の詩碑》（平成22年7月29日撮影） 　では、高村光太郎の昭和21年4月分の日記を、自炊との関連に注意して見てみよう。具体的には、光太郎は自分自身ではどのような食材を得ていたのかを日記から探ってみた。すると、それぞれ次のようなことなどが書かれていたことを知ることが出来た。 4月1日 　水辺に行ってみる。フキノタウを採る。 　フキノタウ塩もみ一皿。 4月2日 　此頃青物なくなりし . . . 本文を読む

｢涙ヲ流サナカッタ｣ことの悔い

《松田甚次郎署名入り『春と修羅』 (石川 博久氏 所蔵、撮影)》 【参考資料】 ・賢治の場合の｢独居自炊｣の使われ方 　続きへ。 前へ　。 〝 『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』の目次（改訂版）〟へ。 　〝渉猟｢本当の賢治｣（鈴木守の賢治関連主な著作)〟へ。 **********************************　なお、以下は今回投稿分のテキスト形式版である。** . . . 本文を読む

｢光太郎太田村山口で独居自炊｣の目次

《金色の猩々袴》（2017年4月10日撮影、花巻市） ｢光太郎太田村山口で独居自炊｣の目次 　やはり心もとない｢校本賢治年譜｣ 　高村光太郎の随筆集『獨居自炊』 　｢余の詩を読みて人死に赴けり｣を書かんと思ふ 　｢暗愚小伝｣ 　光太郎とリンゴ㈠ 　光太郎とリンゴと阿部博 　光太郎と賢治との面会はただ一度 　｢高村光太郎略年譜（叩き台）｣ 　光太郎山口で独居自炊生活へ 　光太郎の山口での自炊生活（食 . . . 本文を読む

昭和三年の賢治の稲作指導

《松田甚次郎署名入り『春と修羅』 (石川 博久氏 所蔵、撮影)》 　続きへ。 前へ　。 〝 『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』の目次（改訂版）〟へ。 **********************************　なお、以下は今回投稿分のテキスト形式版である。************************** 　昭和三年の賢治の稲作指導 　さて、客観的には昭和3年の｢ . . . 本文を読む