渉猟「本当の賢治」(鈴木守の賢治関連主な著作)
今から約半世紀以上も前のことだが、私の恩師でもあり、賢治の甥(妹シゲの長男)である岩田純蔵教授が目の前で、
賢治はあまりにも聖人・君子化され過ぎてしまって、実は私はいろいろなことを知っているのだが、そのようなことはおいそれとは喋れなくなってしまった。と嘆いた。そして、定年後やっと時間的な余裕が出来た私はここまでの十数年間、恩師の嘆きに応えよう . . . 本文を読む
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第1章 文献等から探る千葉恭
1 千葉恭探索開始
さて、宮澤賢治 . . . 本文を読む
羅須地人協会時代の宮澤賢治は巷間「独居自炊」と言われているが、そうとは言い切れないことをはしなくも「校本年譜」自体が教えてくれている。
『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』の目次
はじめに 1
第1章 文献等から探る千葉恭 ………………………………………… 2
1 千葉恭探索開始 2
2 『 . . . 本文を読む
《『山荘の高村光太郎』》(佐藤勝治著、現代社)
では次は、
雪白く積めり(55p~)
という項からである。そこにはこんなことなどが述べられていた。
分教場から小屋までわずか五、六町ですが、冬になると、吹雪のため、二、三日絶対に行けなくなることがありました。吹雪が止んでから、私は溜まっていた郵便物をリュックに入れて、長い杖をつきながら、先生の小屋に向かうのでありました。
「雪白く積めり」 . . . 本文を読む
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賢治が一緒に暮らした男
―千葉恭を尋ねて― . . . 本文を読む