気の向くままに

山、花、人生を讃える

伊吹山

2015年06月10日 | 

6月7日の日曜日、久し振りに伊吹山に登った。伊吹山は50回近く登っているが、そのほとんどは林道を通って三合目まで車で行き、そこから歩いて山頂まで2時間という手軽さだった。しかし、その林道が一般車は通行できなくなり、登山口から歩いて登らなければならなくなり、コースタイムは4時間とそれまでの倍の時間がかかるというので、つい遠ざかってしまっていた。

 そして、今回は6年ぶりの伊吹山登山ということになるが、「ああ、この風景、この風、この匂い」という感じで実に懐かしかった。この時期に伊吹山に登れば必ず聞こえるのが、ホトトギスとカッコ―の囀り・・・。そして、この時期に咲く花たち。懐かしい再会だった。

 そして驚いたのが、その賑わい。梅雨入り前の日曜日ということもあるだろうが、それにしてもこの時期にこれほど大勢の登山者がいるとは予想しなかった。しかも、若い人が多かった。人気のない静かな山もいいが、登山者が多ければ、それはそれで活気があって楽しい。

 ただ、今回はあいにく7,8合目あたりからガスがかかり、山頂付近はときおり数メートル先も見えないぐらい濃いガスに包まれ、肌寒く、山頂であまりのんびりできなかった。そして山々の展望はまた次回の楽しみということにあいなった。

 

クサタチバナ (ガガイモ科) 

 

ヤマカラシ (黄色い花)

 

イブキシモツケ (白い花)

 

 

 

8合目から見た登山道

 

行き交う登山者たち

 

ファッショナブルな山ガール(右端)。とても絵になっていました。

 

キバナハタザオ

 

琵琶湖と竹生島(ちくぶじま) 2合目付近