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スナブログ

砂川自動車商会のドモドモ日記

スナブログ:「暴力脱獄」

2021-03-09 18:08:33 | 映画

ども、砂川です。

前述のスティーブ・マックィーン主演「パピヨン」と対を成す映画、と勝手に思ってる「暴力脱獄」を見ました。

1976年のアメリカ作品で監督はスチュワート・ローゼンバーグ、主演はこの時代の2枚目ツートップをマックィーンと共に誇っていたポール・ニューマンです。

フロリダの刑務所を舞台に、社会のシステムに組み込まれることを拒否する囚人ルーク・ジャクソンの物語で、現代は「Cool Hand Luke」。

作品中、刑務所の中でポーカーをやるシーンがあるのですケド、自信満々のルークは涼しい顔でどんどん掛け金を上げていき、ビビった周囲がよほどデカい手に違いないと勝負を下り、ひっくり返して見ればブタだった、というシーンがその由来です。

と、ココで思う。

現題のままでよかったんぢゃ・・・?(笑)

この時代の洋楽などもそうですケド、けったいな邦題をつけてしまって、もうどうしようもナイってのがけっこうありますね。

その点はただひたすらザンネンww。

ただ、世をすねた行動をしていながらその瞳は天使のように澄んでいる、ぶっきらぼうな振る舞いと無垢なハートが同居するポール・ニューマンの魅力が全編にわたって楽しめる作品、ココロの中の引き出しにしっかり納まりました。

ゆで卵を1時間以内に50個食べるコトができるかを賭け、ミゴト成し遂げたアトに十字架に磔にされたキリストのように横たわるシーン、亡き母を思い歌うシーン、脱獄したのち誰もいない礼拝堂で神に語りかけるシーン、など有名すぎる見どころが満載で、ラストのセリフ、「意思の疎通が欠けていたようだ」はホントにカッコよすぎますね。

永遠に語り継がれていくであろう名作です。

 

 

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