ども、砂川です。
もう1冊、同じ押川剛さんの「いい子に育てると犯罪者になります」。
前述の「反省させると犯罪者になります」の続編です。
意外なことに、刑務所への出入りを繰り返す累犯受刑者には「いい子」だった者が多い。
自分の感情を素直に出さず、幼少期から無理を重ね、親の期待する役割を演じることに耐えられなくなった時に積もり積もった否定的感情が「犯罪」という形で爆発するのです。
健全な子育ては、「いい子」を強いるのではなく「ありのままの姿」を認めることから始まる・・・。
勉強になったのは、「刑務所」は罰則の場、「少年院」は教育の場、というコト。
少年犯罪に限らず、犯罪をおかす人は幼少期から抑圧された内面を持つ場合がほとんどで、更生を目的とするならば、まずはその「内面」と向き合うのが先決、という考え方ですね。