ども、砂川です。
「模倣犯を防ぐため」なのか「教育上よろしくない」なのかワカリマセンけど、「ジョーカー」が放映禁止なら「ランボー」シリーズなんて問題外やん!って思ってたトコロにシリーズいっき放送。
で、まだ見てなかった「ランボー ラストブラッド」を見ました。
数々の戦いを終えて故郷のアリゾナに戻ったジョン・ランボーは、家族のような絆で結ばれた古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に牧場で平穏な毎日を過ごしていました。しかしある日、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに誘拐されます。
娘同然の彼女を救うため、ランボーはグリーンベレーの隊員として培ってきた超人的な戦闘技術を総動員して戦いに備え・・・。
もンの凄いお父さんが誘拐された娘を助けに行くのは「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンと一緒ですケド、見事に無傷で救出した彼とは異なり、ランボーは・・・。
この辺りの「挫折感」がランボーシリーズの肝となっていて、悲しみはいつまでも終わらない、がテーマですね。
シルベスター・スタローンのもう1つの当たり役「ロッキー」シリーズが努力の末に栄光をつかむというアメリカ社会の「光」を表現しているのに対して、こちらは明らかに「闇」です。
そして戦闘シーンの壮絶さは無茶苦茶なレベルで(笑)、そもそも自宅の庭の下に、そこまでの地下迷路を作るか・・・?と。
個人的に興味深かったのは、敵を攪乱するためにスピーカーから大音量で音楽が流れるシーン、あれはドアーズの「Five To One」ですね。
たぶん、ベトナム戦争当時に聴いていた、とかの設定なのかな、と。
で、シリーズ1作目の原題は「First Blood」に対して、完結作の今回が「Last Blood」。
なるほどなぁ~・・・。