ども、砂川です。
私は中高生の頃、プロレスが大好きで、雑誌なども毎週買って情報を探るようなマニアでした。
そんなある日、ふとしたニュース記事に目がとまりました。
身長が低すぎるためプロレス道場への入門を断られ、それでも夢をあきらめられないで単身メキシコへ渡り、つてもなく言葉も通じず、毎日奮闘していたところへちょうど新日本プロレスがメキシコ遠征し、現地でもう一度入門を直談判し、練習生としての参加を認められた青年がいる、と。
身長は170cmとありますケド、おそらく実際はもっと低かったんだろうと推測します。
彼の名前は山田恵一、日本へ帰ってきた当初はまだ線も細く、道場でも山本小鉄コーチや藤原喜明にコロコロと転がされてばかりだっと聞きます。
しかし毎日、壮絶な努力を重ね、強靭な体とレスリング技術を身に付けた彼は瞬く間にスターへの階段を昇りつめます。
そしていつしか「獣神ライガー」という覆面レスラーになり、ある時は子どもの人気者、ある時はプロレスの威信をかけての格闘技戦、と数々の栄光を残しました。
その彼がついに引退、と聞き、もう遠い昔のようなプロレスファンだった時代の記憶がよみがえった次第です。
本当にご苦労さまでした。