ども、砂川です。
以前、「ドラゴン・タトゥーの女」を見てからデヴィッド・フィンチャー監督ってスゴいな・・・、と思い続け、その関連で録画していた「ファイト・クラブ」を見ました。
1999年公開のアメリカ映画。
終始、色をおさえたダークなトーンと、冒頭の部屋や階を断面で動くようなカメラワークに、「そうそう、コレコレ!」とニヤリ。
空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャック(エドワード・ノートン)は、謎の男テイラー(ブラッド・ピット)に導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになります。
そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間でした・・・。
「真実の行方」「スコア」の時にもふれましたケド、エドワード・ノートンの演技力が秀逸です。
もちろんブラッド・ピットの存在感、そして謎の女・マーラを演じるヘレナ・ボナム・カーター。
おっと、「ハリー・ポッター」シリーズのベラトリックスですね。(^^)
フィルム中、随所に見られるサブリミナル効果のような仕掛け、そしてまさかのどんでん返し・・・。
映画界に強烈な爪痕を残した・・・、と評されるのもうなずけます。
奇才ぶり、という点ではクェンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」と肩を並べるかな・・・。
強烈な映画でした。