ども、砂川です。
録画していた「フルメタルジャケット」を見ました。
ベトナム戦争の「狂気」を描いた作品としてはオリバー・ストーン監督の「プラトーン」やフランシス・F・コッポラ監督の「地獄の黙示録」の方がそれらしさはありますケド、さすがにスタンリー・キューブリック監督、品格がありますね。
新兵の訓練施設での過酷さを表現した前半部分と、ベトナム市街戦の凄まじさを見せつけた後半部分とにハッキリ分かれます。
ジャングル戦がないのが前2作との大きな違いかな?
映像にもとてもこだわった作品で、しかもキューブリック監督は字幕もすべて自分でチェックし、戸田奈津子さんが訳した文章を「キレイすぎる」と却下したとも聞きます。
前半部分のハートランド教官が絶え間なく発するスラングを訳するのはタイヘンだったでしょうね・・・。