ども、砂川です。
で、ウチの息子、先日、小学校を卒業して春から私と同じ喜連中学校へ通うのですケド、
私自身の中学生時代と照らし合わせて、いろいろ考えてしまいます。
勉強やクラブ活動など、それなりに頑張ったつもりでしたケド、勉強に関しては「将来の
ため」というファクターがとても大きかったと思います。
「イイ高校へ行く」「イイ大学へ行く」「イイ会社に入る」というのがイコール「幸せな
将来」と思ってましたし、当時は子どもの数も多かったので、「競争社会」ってのが
子どもの頃から当たり前みたいに思ってました。
でも、私が就職した平成3年から「パチン」と音を出してはじけた日本のバブル経済は
そんな「当たり前」みたいなコトをことごとく覆していったように思います。
私が就職活動をしていた当時のコトを思い返しても、ビックリするような大企業が今は
もうなくなっていたり、ライバル企業と合併していたり、リストラ、契約社員などの
コトバが溢れていたり・・・。
子どもが「こんな大人になりたい」と思えるような大人がどんどん少なくなってきている
ように感じる昨今、テレビのニュースから流れる、被災地のボランティアの方やレスキュー
隊の命がけの作業を観て目がアツくなったのは、そういう時代背景もあったのではないで
しょうか?
反対に、地位も名誉も学歴も年収もとても高そうだけれど「こんな大人にはなりたくない」
と思えるヒトがテレビでしゃべってたりします。
この甚大な災害に直面して、もう一度いろんなコトを考えてみたらどうでしょうか?
日本人の皆さん。
で、息子、卒業文集みたいなのに「将来の夢」という欄があって、他の同級生の子ども
たちが「サッカー選手」や「科学者」などと書いているなかで、ただ一人「農業」と
堂々と宣言しています。(笑)
カッコいいぞ!(笑)
でも、勉強も頑張ってね。(笑)