クサタチバナ:草橘(髭を持つ種子) 2010-08-31 08:47:28 | 植物観察1日1題 初秋の風が渡る伊吹山頂上で、クサタチバナ:草橘(ガガイモ科カモメヅル属)の果実が熟し、綿毛をつけた種子が顔を出していました。 花がミカン科のタチバナを思わせるところからこの名があり、(08年8月24日記事)山地に生える多年草で高さ30~60cmになります。(08年8月24日記事) 種子に生える毛は種髪と呼ばれ、種子の先端で花粉管が入るところ(珠孔)の付近の種皮が変化して毛になったものとされています。 種子は軽く形が扁平で、風で遠くまで飛ばされやすいようになっています。 « モミジアオイ:紅葉葵(よく... | トップ | セリモドキ:芹擬き(伊吹に... »
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