新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

キヌガサタケ:絹笠茸(惜しい悪臭)

2007-07-05 06:54:03 | 植物観察1日1題

友人からの情報で、若山神社(島本町)へキヌガサタケ:絹笠茸(スッポンタケ科)を見に行きました。数日来の雨模様のたすけもあってか、あちこちにニョキニョキという感じで生えています。
主に竹林に単生または群生する大形の茸で、ふつう白色のレースのマントをまとう優雅な形なのでよく目立ちます。
ただ玉に瑕なのは、グレバと呼ばれる頭の黒い部分が強烈な悪臭を放つことです。グレバは有性胞子をつくる組織部分で、この匂いで胞子を運んでくれるハエなどを呼び寄せているのです。
キヌガサタケは食べられることになっています。まさかグレバまで食べることはないと思いますが、この匂いを嗅ぐだけで他の部分を食べ意欲もなくなってしまいそうです。

左は昨日のもの

最新の画像もっと見る

コメントを投稿